始まります……
ここは男子禁制の島、女ヶ島「アマゾン・リリー」。この国の女性は外界に出て妊娠し帰国すると、なぜか必ず女子が生まれ、男性が入国すると死罪となる。そして今、この島の女帝として降臨するボア・ハンコックの呼びかけのもと、14名の女たちが招集された。
彼女らがそれぞれの場所にて受け取った言葉は、以下の一言である。
「世界で一番の女を決めようではないか」
ボア・ハンコックの主催するこの大会は定期的に開催されており、今回の参加者にはその全貌を知る者もいれば、今回が初参加となる者もいる。
(過去の大会:
http://sakuracatfight.blog.2nt.com/blog-entry-199.html#more)
前回大会では、8名のトーナメントによるレズバトル大会を開催し、女帝ハンコックは見事勝利した。
この大会に参加する14名は、その雪辱を晴らすため、あるいは勝利によって得られる女としての最高の名誉のためにこの島に集まっている。
その参加者は下記の通りである
「麦わら海賊団 泥棒猫 ナミ」
「麦わら海賊団 悪魔の子 ニコ・ロビン」
「アラバスタ王国王女 ネフェルタリ・ビビ」
「ドレスローザ王国 無敗の女 レベッカ」
「ドレスローザ王国王女 ヴィオラ(ヴァイオレット)」
「革命軍 コアラ」
「ジェルマ66 ポイズンピンク ヴィンスモーク・レイジュ」
「海軍本部大佐 たしぎ」
「海軍本部少将 黒檻のヒナ ヒナ」
「NEO海軍バイス・アドミラル(中将) アイン」
「女狐 カリーナ」
「CP9諜報部員 カリファ」
「アルビダ海賊団 金棒のアルビダ アルビダ」
「元ゲッコー・モリア海賊団傘下 ゴーストプリンセス ペローナ」
そして本大会の主催者
「九蛇海賊団 海賊女帝 ボア・ハンコック」
14名のたちは今、円形の闘技場に集められボア・ハンコックの登場を待っている。周囲にはアマゾン・リリーの住民たちが押し寄せており、闘いの開始前というのにとてつもない盛り上がりを見せている。
過去に因縁のある参加者はすでに息を荒くし、ナミとビビのようにすでに取っ組み合っている者もいれば、己の魅力を比べ合おうとカリファとヒナのように胸をぶつけ合っている者もいる。
(参考ナミVSビビ
http://sakuracatfight.blog.2nt.com/blog-entry-205.html#more)
一触即発の14名に、主催者ハンコックを加えた15名によって、この場で文字通り世界で1番の女が決定されようとしている。
14名の参加者の抗争がどんどん激しくなり、本気の殴り合いになりそうになってきた時にようやく女帝が現れた。
ハンコック「よくぞ来てくれたな、下民どもよ」
そう言い放った瞬間、全員の目がハンコックに集まった。殺意のこもった視線が突き刺さるが、全く動じていない。彼女たちに負けることなど一切想定していない女帝。
ビビと取っ組み合っていたナミが立ち上がり、ハンコックに中指を突き立てた。
ナミ「今度こそ潰してあげるから」
前回の決勝で味あわされた屈辱を、ナミは忘れていない。
(参考:ナミVSハンコック
http://sakuracatfight.blog.2nt.com/blog-entry-207.html#more)
しかし、ハンコックは顎を上げ、そして見下すように、
ハンコック「やってみよ、小娘」
と冷たく言い放った。
ロビン「さっさとルールを説明したらどうかしら、海賊女帝さん?」
ロビンも心の中ではこの闘いに燃えていた。前回大会で屈辱の敗北を期したハンコック相手に、冷たい笑顔を向ける。(参考:ハンコックVSロビン
http://sakuracatfight.blog.2nt.com/blog-entry-206.html#more)
ふん、と鼻息を漏らすと、ハンコックは淡々と今大会の説明を始めた。ルールはまとめると以下の通りである。
【大会の形式】
本大会は2日に渡って行われる。
初日……15名全員によるサバイバルバトル。全参加者が島のどこかへ運ばれ、闘いの場に解き放たれる。その後出会った者と闘い、参加者が残り4名になるまでこのバトルは続き、4名になった瞬間その4名のトーナメント進出が確定する。
2日目……初日の生き残りで4名のトーナメントを行う。その勝者が本大会の優勝者となる。
【ルール】
・全て全裸で闘いを行う
・闘いのルールは闘う者同士で決める。殴り合い、逝かせ合い、能力者の能力の使用、武器の使用すべて自由だが必ず両者の合意した内容で決闘を行う
・闘いは常に、アマゾン・リリーの住人の監視のもと行われる
・前回同様優勝者には何でも望むものが与えられる
どんな闘いになるかわからないこのルールに一同息をのんだ。と同時に鼓動の高まりを感じる。乳首が固くなり、隣に立つ者もまたそのように興奮しているのを感じた。何でもありの女同士の闘いという表現に、レベッカやビビなど若い女性たちも心を奪われたかのように夢中になる。
コアラ「ロビンさん、我慢できない……」
コアラはロビンの胸にしゃぶりついていた。彼女だけでなく、すべての参加者は女同士のすべてをかけた闘いという響きに酔っていた。
ハンコック「大会は明日からじゃ。それまで休んでおるとよい。案内は彼女らが行う」
そういうと、ハンコックに仕えるマーガレットをはじめとする従者が、参加者たちを寝床へ連れて行った。
各々が胸の高鳴りを押さえながら、その夜を過ごした。
アマゾネスの魅力に魅了された女たちの仁義なき闘いが始まる……
- 2018/08/12(日) 16:37:33|
- ワンピースキャットファイト|
-
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コメント:5
名無しさんありがとうございます!
いよいよですねーみなさんがどういう反応するかとか考えると怖くなります
> いよいよですね!
- 2018/08/13(月) 00:05:18 |
- URL |
- さくら1511 #- |
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裏行戯さん、いつも即座にコメントいただきありがとうございます!
原作の魅力あるキャラを描きつつも、私の書きたいことを書ければと思っております。
> さくら様、お疲れ様です。
> ついに始まりますね。さくら様ワールドを残しつつ、
> キャラの雰囲気も伝わってくる感じが
> さすがだと思います。
> どんな形になるか楽しみです!!
- 2018/08/13(月) 00:06:29 |
- URL |
- さくら1511 #- |
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