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さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

巨乳ウォーズ Part1

巨乳ウォーズ開幕!!

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女天皇高校VS聖エルメス高校

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ここはH県H市に存在する女天皇高校。この女子校に通う生徒は皆巨乳であることが世間にも知られている。これは女天皇高校に入る前から巨乳であった者もいれば、入学してから胸が成長し巨乳になった者もいる。周りに巨乳の生徒が多いと、それに刺激されて自分の胸も大きくなってしまうのだろう。そしてその噂を聞いた女子は、この女天皇高校に入学しようと試みるのだった。しかしただ胸が大きくなって喜ぶだけの女生徒だけではなかった。巨乳の女子高生たちは、今度はその胸を他人と比べたがった。この高校では自分の巨乳の方が優れていることを証明するために、1vs1で決闘をすることが学校の規則で許されている。
そして今日、この学校の屋上に女同士のプライドを掛けた決闘を行う女達がいた・・・・・・
決闘の決着はすでについていた。お互いに上裸だった。しかし片方はその巨乳を相手の顔に押し付け、もう片方はただただなされるがままに屈辱を味わっていた。この胸を押し当てている女性の名は、川崎流(かわさき ながれ)。この物語の主人公である。

流「ほら、杉森先輩!どっちが強いですか!?」

杉森「んんんん!!!あんんんん!!」

流「どっちの巨乳が最強ですか!?言ってください!!」

杉森「んぐうう!!!ぐずううう!!!」

流「杉森先輩から言い出したんですよね!?どっちの巨乳が最強か決めようって!!まだわからないんですか!?どっちが最強か!!」

杉森「ぶううふううううううう!!!!!!」

流「・・・・・・いいんですよ、私は。だったらこのまま窒息するまで胸を押し当てるだけですから。」

そう言い終わった瞬間、屋上に通じているドアがガランと空いた。そして、1人のオレンジ色の髪をした少女が入ってきた。

蘭子「おい、流!やっぱりここにいたな。」

流「ああ、ランランなの?今取り込んでるから後にして!!」

声だけで話しかけてきた相手を判断し、後ろ向きで流は答えた。
流がランランと呼んだのは、親友の種島蘭子(たねしま らんこ)。流れと同じクラスの2年生である。可愛い見た目をしているが、男言葉をしゃべるため初めて話す人は若干萎縮してしまうが、流とは打ち解けている。
蘭子は流がまたしても決闘を挑まれているのを見て、やれやれといった様子で腕を組んだ。流は学年1の実力と呼ばれ、しばしば決闘の申し出を受けるのだ。今日もこうして上級生からの挑戦を受けている。

蘭子「はぁ・・・・・・毎日毎日大変だな。」

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そんな蘭子を尻目に流は必殺の乳固めで、相手の呼吸を奪い続ける。そうするうちに、相手の体はブルブルと震えてきた。窒息寸前で限界なのだ。そしていよいよ落ちる時に、流は胸を外した。そしてどっちの巨乳が最強か再び聞いた。最初はそれでも答えなかった杉森・・・・・・しかしもう一度乳固めを食らわせようと流が胸を近づけた瞬間、流の背中をタップし、

杉森「あなたの胸が・・・・・・最強です」

そう呟いた。

流「そうですよね。」

流れは杉森を離した。杉森はその場に泣き崩れた。下級生に自分から勝負を挑んで、しかも相手の巨乳で窒息寸前まで追い込まれたのだ。悔しいに決まっている。そんな杉森をそのままに、よいしょっ、と腰を上げて闘う前に脱いだ制服を取りに行く流。服を取り着替え始めた。

蘭子「今週何戦目だよ?ほんと、闘うの好きだな。」

流「まだ3戦しかしてないよ。それにこの人たちが自分のおっぱいが最強だって言ってくるんだよ?やるしかないでしょ♪」

着替え終わった流が、お待たせと一言言い、着替えた服を整えながら蘭子に近づいた。

流「で?何か用なのランラン?」

蘭子「あ、そうだった。ていうかランランっていうの辞めろ!パンダか!?」

流「え~~~。可愛いのになあ・・・・・・」

階段をゆっくりと降りていく流と蘭子。2人は以上に仲がよく、そして2人ともキャットファイトが強かった。2年にして上級生を上回る実力で、胸も学年1、2位の大きさを争う関係だった。

蘭子「担任の花澤先生が職員室で呼んでるぞ。前に言ってた聖エルメス高校との件だと思うぜ。」

流「ああ、あの話!やっぱ私呼ばれたんだ。やったね♪」

聖エルメス高校とは、この女天皇高校と同じく巨乳高校として知られている。古くからこの2つの高校はライバル関係にあり、今回学校の優越関係を決める闘いがあることを、彼女たちは聞いていた。

流「じゃあ、ありがとね。行ってくるから。」

蘭子「ちょっと待てよ。」

流「ん?」

蘭子はため息を一つついた。

蘭子「俺も呼ばれてるんだよ」

流「え~~なんだぁ!やったぁ♪一緒に闘えるのかな?」

流は蘭子の腕を取って喜んだ。

蘭子「離せ!暑苦しい!だいたい俺はそこまで闘いたいわけじゃないんだよ。確かにムカつく女と闘ってるとついつい本気になっちゃうけども!」

流「ふ~ん。でも代表に選ばれたら断れないらしいからね。残念でした~~~」

蘭子「うざっ!」

流「へへ・・・・・・まあ、それはともかく」

蘭子「なんだよ?」

流は走り出した。

流「職員室まで競争ね!負けたらジュースだから!」

蘭子「ちょっ・・・・・・!」

止める蘭子を尻目に思いっきりダッシュする流。もう追いつけるような距離ではない。勝負事にはとことん燃える流だったが・・・・・・

蘭子「職員室はそっちじゃないぞ?」

数分後、職員室の前で蘭子が待っていた。その後、息を切らしながら流が遠くからやってきた。

流「卑怯者!職員室の場所を言わなかったなぁ!!」

蘭子「何で知らねえんだよ!!お前もう2年生だろ!?」

流「私が方向音痴なの知ってるでしょ?ずるい!反則だ、反則!」

蘭子「反則はお前だろ!?自分のタイミングでスタートしてんじゃねえ!!」

睨み合う流と蘭子。

流「ふん。場所を知ってる方が速いに決まってんじゃん。そっちのほうがずるいね!」

蘭子「お前、ほんとバカだな・・・・・・」

流「なにぃ!?」

蘭子「今わかったぜ!俺が選ばれたのは、お前がバカだから一人じゃ道に迷うからだろ!?」

流「誰がバカだ!何回も何回も言って!そんなに言う事ないじゃん!」

蘭子「ふん。このでけぇ乳ん中には脳みそ詰まってんじゃねえの?」

蘭子が流の乳を指でツンツンと突き、挑発した。

流「言ったなぁ!もー怒った。表に出なよ!」

蘭子「望むとこ・・・・・・」

花澤先生「早く入りなさい!!!!!」

ガシャンとドアが開き、担任の花澤先生が顔を表した。入れっという風に手招きし、2人を職員室に入らせた。先生の机まで案内され、用意してあったパイプ椅子に座らせた。パイプ椅子は3つあるようだ。

花澤先生「職員室の外でうるさくするんじゃないわよ」

流「だって、ランランが」

蘭子「先生こいつが・・・・・・」

花澤先生「黙りなさい」

また騒ぎそうになったので、すぐに止めた。

花澤先生「今日、ここに来てもらったのは、聖エルメス高校の件です。前に聖エルメス高校の生徒と代表戦することを伝えたでしょう。あなたたちはその代表に選ばれました。」

流「いえ~~い♪」

流は蘭子にハイタッチを求めた。もう喧嘩していたことも忘れているようだ。流が上げた手にやれやれとハイタッチで返す。ぺちっという音が鳴った。

花澤先生「まあ、校内1位、2位のあんた達なら選ばれるのはわかっていたかもしれないけどね。」

流「私が1位だかんね」

蘭子「興味ない。」

流も蘭子もその強さはみんなに知られており、特に蘭子よりわずかに胸が大きく、闘っている回数も多い流は、校内最強として知られている。実は蘭子は2年になった時にここ女天皇高校に転校してきた。その日に流と知り合い、お互いに流血するほどの大喧嘩をしたが、それを期にお互いを認め合い、言いたいことを言い合える仲になった。

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その大喧嘩は全校中に知れ渡り、最強と思われた流と互角の闘いをした蘭子が2位にランク付されたのだ。

花澤先生「それで詳細についてだけど、明日の昼に聖エルメス高校で3vs3の闘いをしてもらうことになりました。闘う場所は向こうに着けば案内してくれるらしいわ。頑張ってきなさい。我が校の名誉のためにボッコボコにするのよ!」

だんだんと熱くなってきた先生。先生も女天皇高校卒業生なのだ。

花澤先生「聖エルメスは最強の巨乳校ですとか調子に乗ってる張り紙出して、おまけに女天皇は品がない貧弱な学校だとか、ののしりまくってるのよ!!許せる!?許せないわよね!?」

面倒くさそうに聞いている蘭子に対して、流はうんうんと頷きながら真面目に聞いている。

花澤先生「私が現役生なら、出場してボコボコにして、顔を胸で潰してやったのに!」

先生が自分の巨乳をむぎゅううううううう!!!と挟み込む。自分が戦えないことを悔しそうにしている。

蘭子「・・・・・・。」
蘭子(バカしかいないな、この学校は)

流「先生も大きいもんねぇ・・・・・・でも、私たちが倒してくるよ。」

花澤先生「頼んだわよ!昔から調子に乗ってるの。自分たちが最強の巨乳高校だってね。私たちが最強だって教えてあげなさい!!」

流「はい!」

蘭子「はぁ・・・・・・はい。」

花澤先生「以上です。明日の昼だからね、頑張ってよ。」

流「はい!」

そう言って帰ろうとした流をよそに、蘭子は話だした。

蘭子「待てよ、先生。3vs3って言ったよな?まだ俺ら2人しか紹介されてないぞ。」

花澤先生「ああ、そうだったわ。川崎さん、ちょっと待ってなさい。3人目の娘にはもう伝えてあるけど、顔合わせで呼んであるわ。」

流「ふ~ん。どんな娘?」

そういう話をしている時、職員室のドアが開いた。

「失礼します」

花澤先生「ああ、来たわね。川崎さん、種島さん、彼女が3人目の代表よ。挨拶して、佐々木さん」

佐々木と呼ばれた少女が紹介を始めた。

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梢「は、初めまして・・・・・・今回一緒に戦わせてもらいます、佐々木梢(ささき こずえ)と申します。・・・・・・よろしくお願いします」

綺麗な黒髪を伸ばした大人しそうな少女で、お世辞にも強そうには見えなかった。そう思ったのは2人とも同じだったらしく、それを察して花澤先生が口を開いた。

花澤先生「彼女は今まで負けたことがないの。自分からは闘い挑まないけど、忍耐力と根性は一人前よ。」

えっ?と、流も蘭子も驚いた。自分より小さい体をしているだけになおさらだった。

流「負けたことないってすごいじゃん!大したもんだよ。」

梢「いや、その・・・・・・負けたことないというか・・・・・・負けを認めないというか、往生際が悪いというか・・・・・・強くはないんですよ、わたし」

もじもじしながら話す梢。そんな梢の肩を両手で掴み、

流「うんん。そういう娘好きだよ私。」

蘭子も立ち上がった。

蘭子「それにしてもまともそうな娘で安心した。俺も闘いたいわけじゃないけど、負けるのは嫌だよな。わかるぜ、その気持ち。」

梢「ほ、ほんとうですか!?」

梢の顔が少し明るくなった気がする。梢はその大人しい容姿と雰囲気のためか、いじめられることも多く人と関わることを自ら避けてきた。そんな梢に普通に接してくれる流と蘭子は安心できる存在だった。

流「私の名前は川崎流。こっちの変な話し方するのが、種島蘭子だよ。ランランって呼んであげてね。」

蘭子「変とか言うな!蘭子って呼んでくれ。よろしく」

梢「はい、流ちゃんに、蘭子ちゃん。」

流「じゃあ、明日は現地集合ね。これから先輩と屋上で決闘することが決まってるから、まったねー!」

流はすぐ出て行った。

蘭子「おい待て!お前一人じゃ着けないだろ!待てって!!こら!」

流は止まらなかった。動き始めたら止まらない。そんな性格だった。

蘭子「やれやれ、梢さん、明日学校集合で。あいつには俺から言っとくから。」

流を追いかける蘭子。職員室を出る直前に梢に声をかけられた。

蘭子「ん?」

梢「さんづけじゃなくて・・・・・・いいですよ・・・・・・」

蘭子「・・・・・・ああ。じゃあ梢も敬語じゃなくていいぜ。」

こんなに早く友達のようになれるとは思わなかった梢。驚きの表情を浮かべる。それでも単純に嬉しかった。

梢「・・・・・・う、うん。わかった。じゃあね!」

蘭子「またな」

言い終わるとダッシュして出て行った。

花澤先生「廊下を走るなーーー!ったく。でもアホだけどいい奴でしょ、あいつら。どう?友達になれそうじゃない?」

梢は笑っていた。

梢「はい!」


その翌日3人は学校に集まり聖エルメス高校へ向かった。電車で2駅ほど離れたところにあり、十分に歩いていける距離だった。今回はみんなで歩いていくことになった。道中、梢は若干緊張しているような素振りも見せた。それが普通な反応であることは間違いなかったが、流と蘭子は堂々と歩を進めていた。自分が負けることなどないと考えているような様子だった。
 そんな姿に憧れながら梢もついていった。

蘭子「なんで電車使わなかったんだよ?交通費はあとから入るって言われたろ?」

流「いいじゃん、みんなでこうやって行くほうが楽しいでしょ?ねー、こずえちゃん。」

梢「・・・・・・うん。それにちょっと緊張がほぐれてきたよ。2人のおかげで」

流「そうそう!こずえちゃんが緊張しないように、こうして会話する時間を作ったんだよ。わかる、ランラン?賢いでしょ?」

梢「ありがとう、流ちゃん。」

蘭子「だまされんなよ、梢。どーせこいつ財布を家に忘れてきたとかだぜ。」

ギクッと流の顔がひきつり始めた。

流「そんなことなひよ」

声が裏返る。バカ正直な性格がここに来て出てきた。

蘭子「あー、喉渇いた。昨日の職員室までの競争、俺が勝ったよな?今おごってくれよ、賢いながれちゃん。」

流「・・・・・・・・・・・・。」

流の歩くスピードが上がった。

蘭子「おい、お前やっぱり・・・・・・」

蘭子が流に追いつく・・・・・・

流「うるさーーーーーーーーーーーーーーーーいい!!!!!!」

流と蘭子が向かい合った。流が蘭子に自身の象徴である巨乳を押し付けた。蘭子も胸を張返す。

蘭子「ああ?逆ギレかよ!?」

流「こうやって歩いたほうが結果的によかったの!ほっといてよ!」

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そんな軽い喧嘩をしていると、梢の笑い声が聞こえてきた。

梢「2人は本当に仲がいいね」

蘭子「ふん、違・・・・・」

流「そーだよー。親友だもん。」

蘭子「う・・・・・・」

親友と言われてまんざらでもない蘭子。流と押し合っていた胸を離し、制服を整え歩き出した。

梢「私もそんな友達ほしいなぁ・・・・・・」

流がその言葉を聞き、振り返った。

流「何言ってんの?私たち友達でしょ?」

梢「えっ・・・・・・」

流「一緒に闘うんでしょ?友達に決まってんじゃん?」

蘭子も立ち止まって振り返った。

蘭子「ていうか俺は、梢みたいな普通の友達が欲しかったんだ。頼むから友達でいてくれ」

流「なにぃ!どういう意味だぁ!」

蘭子「お前は普通じゃねえよ、バカ!」

流「言ったなぁ!!種島蘭子!略して、まんこの癖に!」

蘭子「お前次それ言ったら殺す。」

友達って言われてジーンと来た梢・・・・・・しばらく立ち止まってまた歩き出した。友達のあとに続いて・・・・・・
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  1. 2013/02/03(日) 13:23:00|
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コメント

次は相手高の紹介かな?
ドキドキします!

さくらさんの作るキャラがだんだん可愛くなっていくから不思議ですねw
  1. 2013/02/04(月) 11:50:18 |
  2. URL |
  3. かーばんくる #- |
  4. 編集

どうもタカです!ピクシブにレズバトル処女作夜空と星奈のレズバトルをあげたんで、よかったらぜひみてください!
  1. 2013/02/05(火) 15:04:17 |
  2. URL |
  3. タカ #- |
  4. 編集

Re: タイトルなし

>かーばんくるさん、コメントありがとうございます!

相手校の紹介は、軽めで・・・・・・それでいてインパクトの強い感じにしようと思います。
お楽しみにw

> 次は相手高の紹介かな?
> ドキドキします!
>
> さくらさんの作るキャラがだんだん可愛くなっていくから不思議ですねw
  1. 2013/02/06(水) 02:48:04 |
  2. URL |
  3. さくら1511 #- |
  4. 編集

Re: タイトルなし

>タカさん、Pixivでのレズバトル読ませていただきました。原作の雰囲気を出しつつ、お互いの必死な感じがよく現れていました。特に最後の相手の服を噛み切るほど快感を抑える姿は、妄想するととても萌えました。次回作もすでに構想が立っているようですので、楽しみにしています。

> どうもタカです!ピクシブにレズバトル処女作夜空と星奈のレズバトルをあげたんで、よかったらぜひみてください!
  1. 2013/02/06(水) 02:50:53 |
  2. URL |
  3. さくら1511 #- |
  4. 編集

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