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さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

コエムシ様の小説 愛子vs詩織

こんにちは!さくらです

今回コエムシ様に僕の小説の一つ「愛子vs詩織」の小説を書いていただきました。
本当にありがとうございます


愛子の体操部設定や、詩織のバスケットボール部設定も生きていて嬉しいです

僕より遥かに地の文がしっかりしていて、非常に読みやすいですね。
見習わなければと思います

まだ完結はしていないらしいですが、きっと続きが読みたくなると思いますよ

コエムシさん、ぜひ完結までよろしくお願いします
戦い方が僕好みで、非常に嬉しいです

小説に対する感想等あれば、ぜひコメント欄に記入お願いします

それでは、お楽しみください


もう七時だというのに、外はまだ明るく夏の夜道を照らしていた。愛子は友達の茜と談笑しながら、分厚い鉄子で作られた学校の門を抜け、家路に向かって歩いている。話題は、二週間後に行われる体操の大会のことでもちきりであった。
体操部に所属している愛子と茜は高校三年生なので、これが最後の大会である。
「ところでさ、――」
 と、側を歩いていた茜が突然切り出した。茜が言うのと同時にさわやかな風が
吹き、道路側に規則的に並んでいる木々がそよそよと揺れた。
「愛子って彼氏いるの?」
「えっ」
 愛子はどぎまぎしながら、茜の顔を見た。心なしか、茜の顔はにやけているように見える。愛子は返事に困ったが、「秘密」とだけ言った。
「ふうん」
 茜は怪しげな目線を投げかけながら、愛子の表情をじろじろと見つめた。
「本当はいないんでしょ?」
 その言葉は、氷で作った槍のように愛子の心に突き刺さった。事実、彼氏はいない。背中に届くくらいまで伸ばした黒髪は絹のようになめらかなで、それでいて顔は誰もが認める美人であったので、男子からの人気はあ種熱狂的であり、告白する者は後を絶たなかったが、愛子は部活に集中するために彼氏を作らなかった。しかしそれも高校一年の間だけのことで、二年生になってからは彼氏願望が強くなったが、基本的に受け身の性格なで以前のように男子が告白してきてくれるのを待った。しかしいくら待てども男子は来ない。数々の玉砕者を生み出した愛子は男子にとっては高根の花であり、告白という無謀な冒険をする者はいなかったのである。ほっそりとした体に引き換え、でんと張りだした愛子の95cmのバストは男女問わず見る者をくぎ付けにするが、それが恋愛に結びつくことはなく、ただの観賞用として男子の目の保養になっていた。
「こんなにでっかいおっぱい持っているんだから、彼氏の一人や二人すぐに作りなさいよ」
 茜が冗談交じりに言いながら、愛子の背後に回り、そのメロンのように膨らんだ胸を揉んだ。
「痛いっ!」
 思わず、愛子は声を発していた。軽く揉まれただけだが、電流が走ったような痛みがする。茜はびっくりして手を離し、すぐに謝った。
「どうしたの?」
「ううん、別に……ちょっと打っちゃって」
 愛子はなんでもないようにして言った。同時に、あの夜のことを思い出していた。詩織とのロッカールームでの死闘である。あの夜は愛子が戦いを制したものの、胸の痛みはなかなか取れず、五日たった今でも痣は消えていない。
 愛子は、自分の胸を潰した詩織のことを今でも許すことはできなかった。あれからロッカールームで顔を会わせたことはないが、そのまま会わないでいる方がお互いの為になると愛子は思っている。
 しかし背後に恐怖の足音が迫っていることに、愛子はこの時はまだ気づかないでいた。
 愛子は、風に揺られて身をよじるようにしている木々を見つめた。なぜか木々が苦しんでいるように思えた。


「じゃあねえ、また明日」
 愛子は茜と別れを済ませた後、暗くなりだした道を歩き始めた。時間帯のせいか、愛子の歩いている細い小道には、愛子のほかは誰もいない。
 突如、背後に足音が聞こえたような気がした。気にせず進んでいると、その足音は次第に大きくなってゆき、同時に威圧感と恐怖心を感じるようになった。振り返ろうとした途端、後頭部に衝撃を受け、愛子は地面に覆いかぶさるようにして倒れた。
「あら、ごめんなさい。私の胸大きすぎちゃって」
 愛子を殴った声の主は、詩織であった。胸ではなく明らかに拳で殴ったのであったが、詩織は前回と同じセリフを言った。
「なに、あんた。また負けに来たの?」
愛子は立ち上がり、詩織を睨みつける。一色即発のぴりぴりとした空気がふたりの間を流れた。
「負ける? この私が、ペチャパイのあなたに? 冗談言わないで」
詩織は勝ち誇ったように言って、愛子の巨乳を平手で打った。乾いた音が鳴り響く。
「なにすんのよ!」
愛子も負けじと打ち返した。詩織の柔らかな巨乳が揺れる。
「そんな貧相な胸で、私に勝てると思ってんの?」
詩織は愛子の胸に手を伸ばし、その胸を鷲掴みにした。愛子の胸は大きすぎて、服の上からでも容易に掴める。詩織の魔の手から逃れようと、愛子が身を捻った瞬間、薄い夏服の胸のボタンが勢いよく外れてしまった白いブラに包まれた巨乳が顔を出す。愛子はとっさにこれを隠そうとしたが、愛子の大きすぎる胸はとても手では隠しきれず、抵抗もむなしくブラまで剥ぎ取られてしまった。勢いよく飛び出した二つの巨乳を、詩織はまるで大きな果実をもぎ取るかのように、上下左右に引っ張った。
「痛あああああああああああああ!」
「引きちぎってやる……」
「やめ、やめてええええええええ!」
愛子の口から悲痛な叫び声が漏れた。しかし、詩織は手を緩めない。潰したり引っ張ったりすると、面白いように愛子の胸は変形する。胸が千切れるのではないかというくらい激しい痛みが愛子を襲った。
「……このっ!」
ついに愛子も反撃に出た。詩織の制服のボタンに手をかけ、これを一気に引き裂く。
 びりびりと景気の良い音を立てながら、詩織の制服が破かれた。しかし詩織はこれに動じず、愛子の胸を潰し続ける。バスケットボール部に所属している詩織の握力は女子高生とは思えないほど強く、愛子の張りのあった胸は餅のように変形していた。愛子も詩織のブラを取り払い、懸命に胸を潰そうとしたが、詩織はさして痛そうではない。
「あんたの力じゃ、私の巨乳を潰すことが出来ないようね!」
詩織は勝ち誇ったように言った。そして両手を愛子の右乳に持って行くと、これを雑巾搾りのように力強くひねった。極度の痛みに、思わず愛子は手を離してしまう。
「いやああああああああああ、あ……ああああああああ」
「ほらほら、どうよ」
「だめ、だめええええええええええ」
「あはは、まるで牛の乳しぼりみたいだわ! ……そうねえ、喉が渇いたし、ミルク出るといいなあ」
「ああああああああああああああ」
愛子は詩織の腕をつかみ必死にこれをどかそうとするも、詩織の腕は岩のように重たく、ついにこれを引きはがすことが出来なかった。
 詩織の手を引きはがすことに断念した愛子は、次に詩織の両乳首を掴み、思いきり引っ張った。
「ぎゃあああああああああああああ」
 詩織の悲鳴が、辺りに誰もいない小道に轟く。
「取れちゃう! やめてえええええ」
「あんたこそおおおおおおおおおお」
 お互いに譲らない攻防が繰り広げられたが、その均衡を先に破ったのは詩織であった。詩織は愛子の胸を掴んでいた手を離し、愛子の顔にビンタを張った。驚いて愛子も手を離す。その隙を突いて、詩織は愛子の股間をくつのつま先で蹴りあげた。
「あひいっ!」
 気が狂いそうな痛みに悶絶する愛子。次に詩織は愛子の腹にパンチを二発浴びせ、さらに愛子を仰向けに押し倒し、馬乗りになる。愛子は極限の痛みのせいで、何も考えられなくなっていた。
(息が……吸えない……)
腹に受けた衝撃のせいで、一瞬呼吸が出来ない。
「さっきはよくもやってくれたわね……」
 言いながら詩織は、ポケットからなにやら棒状のものを取り出した。愛子はごほごほと咳き込んでいて、それが何であるか確認する余裕がない。詩織は乱暴に愛子のパンツをずり下げ、その物体を愛子の膣に突っ込んだ。
「いっ……! な、なに」
 上に乗っている詩織が邪魔で、何が行われようとしているのか、愛子は見る事が出来ない。
「スイッチ、おーん」
 詩織は楽しそうに言って、謎の物体を起動させた。ぶいいいんと重低音を発しながら、その物体は激しく振動する。
 詩織が挿入したもの……それは、バイブであった。
「はあああああああああああん」
「おら、変態なあんたには最初から<強>をお見舞いしてやるよ!」
「ひい、あああ……あっ……ああああ」
 先ほどまでは痛みの発生源でしかなかった愛子の股間が、今では快楽の桃源郷になっていた。苦しそうな呼吸に紛れて、時々愛子の口から喘ぎ声が漏れてくる。
「だめっ……あんっ……やだ、あああ」
「おいおい、まさか感じているのか? とんだ変態だな」
「あああああん……ひぐうううう」
ぴちゃぴちゃと卑猥な音をたて、愛子の股間からはぬるぬるとした液体が溢れ出ていた。愛液である。愛液はやがて、台風によって氾濫した小川のように流れ出て、地面に小さな水たまりを作った。
(だめ……気持ちよすぎる……)
 愛子は、自分の体が何者かに支配されているかのような錯覚に陥った。沼の中を泳いでいるような感覚だ。もはや体は脳からの命令を拒絶していたため、自分の意志で動かすことは出来なくなっている。それはすなわち、抵抗の二文字を奪われたに等しい。
 詩織は足の甲でバイブを固定し、自分の胸を愛子の顔に持って行った。詩織の
柔らかい乳が、愛子の口から呼吸を奪う。
「んんんんんんん…………」
(い、息がああああああ……)
 詩織の柔らかな胸は、完全に愛子の気道をふさいだ。体の力が抜けている愛子は、これに対処する術を持ち合わせていない。
「ギブアップ?」
 しばらく経った後、詩織は自分の胸をちょっと持ち上げて、愛子に回答の時間を与えた。しかし、勝利の安堵感と余裕が生み出したこの詩織の行為は、愛子に起死回生のチャンスを与える事になった。
「はぁ……はぁ……げふっ……」
「ギブアップかって聞いてんのよバカ乳女!」
「…………」
 愛子は答える代りに、鉛のように重い腕を動かして詩織の右乳首を両手でつまんだ。そして残された全ての力を振り絞ってこれを引っ張る。
「ひいいいいいいいいいい」
 突然の反撃に動揺する詩織。愛子はなおも引っ張り続け、乳首ごと詩織の体を自分の上から引きずりおろした。詩織は、この世のものとは思えないほどの切り裂くような痛みに耐えきれず、地面に転がってからも乳首を抑えうずくまっていた。
「はぁ……はぁ……」
 愛子は突き刺さっていたバイブを抜きとり、ようやく息を落ちつけた。立とうと思ったが、足腰がふらついて上手く立てない。腕を器用に使いようやく立ちあがったものの、足はがくがくと震えていて、静止しているのでやっとであった。
 うずくまっていた詩織もようやく起き上がり、愛子をするどく睨みつけた。ヘビのような眼だ、と愛子は思った。すると自分はさしずめカエルといったところか。そう思うと妙に闘争心がむくむくと湧きあがり、自然に足の震えは治まって行った。食われるのはまっぴら御免だ。
「乳首ばかり……あなた、自分の乳にコンプレックスがあるからって、嫉妬はみっともないわよ」
 詩織はなおも乳首をさすりながら言った。明らかに挑発であったが、さして愛子は腹が立たなかった。自分の胸が、相手の胸よりも優れていることを知っていたからか。
「ねえ、もう暗いし、続きは場所を移してやりましょう」
詩織が、脱ぎ棄てられた制服を拾いながら、提案した。言われて初めて、愛子は辺りが真っ暗になっていることに気が付いた。もう少しすると、完全にお互いの顔が見えなくなるだろう。
「ええいいわ……どこにするの?」
「そうねえ……ロッカールーム、なんていいんじゃない?」
 ロッカールームとは無論、愛子と詩織が最初に激突した、あの学校のロッカー
ルームである。
「わかった」
 愛子はこくりと頷き、詩織の提案にのった。こうして二人は、再びあの場所で戦う事になったのだ
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  1. 2011/12/04(日) 04:01:07|
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