2ntブログ

さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

ライバル

続きを書きます。

強い女の子は美しい。


早百合「うううっ・・・・・・」

苦しみ声を上げながら早百合は目を覚ました。

早百合(そう・・・・・・私はあの女に逝かされて・・・・・・)

 大分気絶していたようで、周りは暗くなり月明かりのみがあたりを照らしている。頭の近くで何かが動いた。さっき殴りあいをした女、絵理菜だった。早百合とほぼ同時に目を覚ましたようで、まだ何が起こったか思い出している途中のようだった。

そして絵理菜も早百合の存在に気がついた。早百合と絵理菜の目が合い、睨み合いながら畳に座る。そして気づく・・・・・・お互い全裸だということに・・・・・・

美月「・・・・・・やっと起きた?」

早百合「なによ・・・・・・変体女。」

突っ掛かる早百合。

美月「・・・・・・大会に出る気になったかな?」

絵理菜「そんなものどうでもいいですわ。それより、わたくしと1vs1で勝負しなさい!」

美月「・・・・・・まだ懲りてないの?」

早百合「あたしが先にやるわ・・・・・・もう負けないんだから・・・・・・ていうか服も返しなさいよ!」

美月「・・・・・・返さないよ。ここから逃げられても困るし。それに君たちにはわたしより先に倒すべき相手がいるんじゃなかった?」

はっと、早百合と絵理菜は睨みあった。

絵理菜「こんな女にわたくしが負けるわけありませんわ。あなたが入ってこなければあの時だってこの女をボコボコに―――」

早百合「ふざけるんじゃないわよ!!!だれがあんたなんかに負けたりなんか!!!」

美月「・・・・・・ちょうどいいね。2人が戦って勝った方と私が戦ってあげる。ついでに服も返してあげる。」

早百合「あんたみたいなお嬢様にあたしは負けない・・・・・・絶対にあんたには負けない!」

絵理菜「わたくしは・・・・・・あなたとは出来が違いますの!!身の程を教えてあげますわ。」

美月「・・・・・・それじゃ、好きなだけ戦って。ここならどんなに声を出したりしても大丈夫だから。わたしは奥の部屋にいるから、勝った方は呼びに来てね。相手になってあげる」

そういうと美月はドアを通り、がちゃんと閉めた。

と、同時に・・・・・・

早百合「はああああああ!!!!」

絵理菜「やあああああああああ!!!!」

どすっ!どすっ!

2人のパンチがお互いの腹に入った。

早百合「うげえええっ!!げぼっ!げほっ!!」

絵理菜「くうううううう!!!!けっほ!けっほ!」

さっきまで戦っていたダメージが積み重なり、普段かわせるパンチが避けられない。それでもこの2人の打撃の力は強力で、衰えない・・・・・・

早百合「んんんやあああああああ!!!!」

早百合は絵理菜の体にタックルして、絵理菜を畳にたたきつけた。地肌が畳にすれてかなり痛い。

早百合「つぶすううう!!つぶしてやるううううう!!!」

上からのしかかり、絵理菜を押さえつける・・・・・・そして顔面にパンチ・・・・・・パンチ・・・・・・パンチ・・・・・・!!!

絵理菜の口、鼻から血が吹き出した。しかしガードしない絵理菜・・・・・・絵理菜は両手を組んで・・・・・・

スコーーーーーン!!!!

早百合のあごを下から上にかちあげた!

早百合「あぐうううううううぅ!!!!」

絵理菜「ひいいいいいいいいい!!!!」

さらに絵理菜は早百合の腕を掴み、足で早百合の首も固めた。三角固めだ・・・・・・

絵理菜「さああ!落ちるがいいですわ!!」

早百合「くっ・・・・・・ううううぅ・・・・・・!!!!!」

ミシミシ・・・・・・!!!
絵理菜の足が早百合の首を絞める。もがく早百合だったが、もがけばもがくほど深く絵理菜の足が入った・・・・・・

絵理菜「さあ、お眠りなさい!!!!」

早百合「ああああああああ!!!!!!!」

早百合は絵理菜に掴まれた腕を片方の腕で掴み、全力で持ち上げた。

絵理菜「・・・・・・!!」

絵理菜の体が持ち上がる・・・・・・。思い切り上に振り上げ、早百合はそのまま絵理菜の頭を畳に叩きつけた。

絵理菜「かあああああああ!!!」

早百合「はぁはぁはぁはぁ!!」

しかし・・・・・・絵理菜はまだ腕を離さない。

絵理菜「この・・・・・・・・・・・・」

早百合「!!!」

絵理菜は再び早百合の首を絞め・・・・・・

絵理菜「ばかぢからおんな!!!」

ぐんっ!早百合の頭を畳に叩き付けた。

早百合「あぐうううううううう!!!!」

そして今度は絵理菜が早百合の体にのしかかるように飛びついた。腕を早百合の首に当て、体重をぐんぐんかける・・・・・・

早百合「うぐっ!!!!!ぎいいいい!!!!!」

絵理菜「さあぁ・・・・・・ギロチンチョークですわ・・・・・・下手すれば死にますわよ・・・・・・」

絵理菜の言葉通り、死にそうなくらい苦しい早百合。体勢を入れ替えようとするが、絵理菜の体は動かない。

絵理菜「・・・・・・わたくしの・・・・・・勝ちですわ」

早百合「うぐううあぐううううう!!!!」

早百合は絵理菜の長く束ねた髪を掴んだ。それを横から引っ張って絵理菜のバランスを崩す・・・・・・

絵理菜「んああああああああ!!!!このくらい・・・・・・!!!なんでもありませんわ!!!!」

早百合「くうぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・!!!!!げほっ!!ごほっ!!」

打つ手無し、そんな風に見えた。そんな中早百合は、絵理菜の髪を絵理菜の首に巻きつけた。そしてその髪を思い切り引っ張った。

絵理菜「かあああああああああああああ!!!!!!」

早百合「うぐうううううううううううう!!!!!!」

お互いの首が絞まる・・・・・・それを耐え続ける2人・・・・・・顔を真っ赤にし、汗を噴き出しながら・・・・・・

早百合「うううううううううううううう!!!!!!」

絵理菜「ううええええええええええええ!!!!!!!!」

とうとう絵理菜が折れて、早百合から離れた。もう呼吸の限界だった。

絵理菜「はああ!はああ!しつこいですわ!!はやく!!落ちなさい!!!」

早百合「あんたなんかに!!!負けたくないのよ!!!!!!」

強がる2人だったが、かなり消耗していた。もう立ち上がる気力は無く、膝立ちで相手に迫った。最初は手を取り合い、相手を倒そうと踏ん張りあったが、らちがあかない・・・・・・
早百合は絵理菜の手を振りほどいた・・・・・・

どすっ!!!

絵理菜「ぐえええええええええええ!!!!!」

早百合の腹パンチが絵理菜に極まった。よだれを出しながら、早百合の肩に体重を預ける。

早百合「おええええええええええええええええ!!!!」

どすっ!!!

絵理菜も同じ攻撃をする。

どすっ!!!

絵理菜「ぐええええええ!!!」

どすっ!!!

早百合「おええええええええええ!!!!!!」

ノーガードの腹パンチ勝負・・・・・・女の子のお腹に本気のパンチが打ち込まれる・・・・・・

絵理菜「ぐええええええええええええええ!!!!!」

早百合「おえええええええええええええ!!!!!!」

一発一発交互に打ち合い、お互いの空気を吐き出させあう。そして・・・・・・

絵理菜「・・・・・・しぬが・・・・・・いいですわ・・・・・・!!!!!」

絵理菜は早百合の鳩尾を下から突き上げるようなアッパーで攻撃した。

早百合「うぐううううううう・・・・・・・・!!!!」

早百合も絵理菜の下腹を思いっきり芯に突き刺さすように殴った。

絵理菜「うぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」

ばたっ!
ばたっ!

一瞬、道場全体が静かになった・・・・・・




    web拍手 by FC2
  1. 2011/12/04(日) 00:06:26|
  2.   東雲大学|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

コエムシ様の小説 愛子vs詩織 | ホーム | 秘密の話し

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sakuracatfight.blog.2nt.com/tb.php/135-7136ca17

| ホーム |