最後です。
ご感想、よろしくお願いいたします。
むぎゅううっ!!!!!
足を引きずったまま、四つん這いで片乳同士を押しつけ合った両者。
渚桜の左乳と成海の右乳が、濡れた体操服ごしに押し合わされる。
「「んあっ…!ぜ、ぜったいまけない!!」」
太もも以上に女の子としての魅力であり、象徴といえる部位。今度はその胸だけを狙ったつぶし合いが始まった。
ぎゅむっ!!ぎゅむぅぅ!!!
「あんっ!このっ、はんんんんっ!?」
「ぁあっ!このっ、ンにゅぅぅっ!?」
相手の胸が自分の胸に押し付けられる感触が、乳肉にむぎゅむぎゅ伝わってくる。
そのたびに自分の胸を相手の胸に押しつけ返す。意地でも負けたくない。
「くぅぅん!?ど、どこまでも張り合ってきてぇ!渚桜ちゃんなんてッ…大っ嫌い!!」
ぎゅむっ!
「くんんッ!?渚桜も成海ちゃんなんて大っ嫌い!成海ちゃんのせいでッ…いつも皆に比べられて迷惑してるんだから!!」
ぎゅむっ!!
「んぁッ!?くぅぅぅッ…それは成海のセリフっ!渚桜ちゃんがその程度の身体でみんなにアピールして…あぁん!!…みんなを惑わせてるんでしょっ!?」
ぎゅむっ!!!
「んはぁッ!?うぅぅぅッ…だからそれは渚桜のセリフぅ!渚桜は静かな学校生活を過ごしたいのに…んぁっ!!…成海ちゃんさえいなければぁ…!!」
ぎゅむうううっ!!!!
ぷにぷにの頬っぺたまで押し合わせ、無理やり片乳同士を押しつけ合う2人の美少女。
汗で湿った体操服ごしに、相手の熱い熱い胸がムチュムチュと密着し、その熱が自分の胸にじんじん伝わる。
「相手の胸がダメージ受けてる証拠だ!」そう思って、既にこれ以上ないほど押し潰し合っている片乳同士をさらに押し込もうと、お互い上半身の力だけでグイッと前に押し出るが…
グニュぅぅ…!ぐらぁぁぁ…!!
「「んあっ!!?あぐぅぅっ!?」」
痛む太ももでは下半身のふん張りが利かず、胸の潰れ合いは拮抗したまま2人の身体が傾き始め、横倒しになりかける!
「んぁぁぁ!渚桜が勝つぅぅぅ!」
「んぅぅぅ!成海が勝つのぉぉ!」
倒れる瞬間も、ギリギリまで胸同士を押し合って相手の上になろうとする両者。勝負の行方は――
ボフゥっ!!
「あぁん!!!」
「やぁん!!!」
完全な横倒し。
これだけ全力で押し潰し合っても、また優劣がつかない。ベッド上で横向け同士で倒れ合った2人は、すぐに相手の上を取ろうと取っ組み合いを始める。
「やぁっ!?はぁ…!はぁ…!このっ!おとなしくしてよっ!!」
「きゃっ!?はぁ…!はぁ…!くぅぅ!そっちこそ!!」
「成海ちゃんのなまいきなおっぱい…上から潰したげるんだからぁ…!」
「成海のおっぱいは…渚桜ちゃんの駄目おっぱいなんかに負けないのぉ…!」
「こ、このぉぉ…っっ!!!」
「あぁっ!!?」
むぎゅっ!むぎゅぎゅぎゅぅぅぅぅぅ!!!!
拮抗が崩れ、渚桜が少しずつ少しずつ成海の身体の上に乗りかかり始めた!
みんなに羨まれ、ほめられ、ひそかに誇りに思っていた自分の胸を「駄目おっぱい」なんて言われた……そんな相手に、胸で負けたくない。
「んうぅぅぅぅ!!!はぁ…はぁ…!どう!?」
「ぐぅぅ…そんなぁ……!」
ついに渚桜が上を取った。すこし身体を浮かせて、照準を合わせるかのように自分の双球と敵の双球の位置をぴったり重ね合わせると…
「渚桜のほうが…!えっちな身体してるんだからぁぁぁ!!!」
ムンにゅうううううううううううううううう!!!!
「あぇぅッ!!?んぁああああああぁあぁぁっ!!!!」
仰向けの成海の両乳に、渚桜が両乳をぶつけ下ろし、押し潰した!!
これまでと違い、後ろに逃げ場のない成海は、ベッドと渚桜の巨乳との間に完全に挟まれ、自慢の巨乳をグニャアアっと潰される。
「えうぅぅ!!あうぅぅうぅ!!!!」
なんとか上下を入れ替えようとするが、渚桜の身体にムッチリと敷きつぶされ、返すことができない。身体をゆすっても、ムチュムチュと2人の肉が押し合う音がするだけである。
「んうぅぅぅ!!どう…!?渚桜のおっぱいが……成海ちゃんのおっぱいを押し潰してるよっ!?」
「あううううっ!!このぅ……このぅぅ……!!!」
涙が止まらない成海…。あれだけ潰し合い、互角だった胸同士。それが今、完全にライバルに押しつぶされている。痛みと同時に、悔しさで涙があふれる。
「はぁ…はぁぁ……やっぱり成海ちゃんのおっぱいなんて…!!渚桜のおっぱいに比べたらぜんぜん大したことないよねっ!?」
「そ…そんなことぉ……あぁぐ!!?」
ぐにぃぃぃ!!
「ほらぁ!こんなに目茶目茶におっぱい潰れてるんだからぁ…!おっぱい同士の戦いでは成海ちゃんの負けって認めなよぉ…!!」
「えぅぅぅぅ……ひぅぅぅぅ……!」
「はぁ…はぁ……さっき渚桜のおっぱいのこと…“駄目おっぱい”なんて言ってたけど…。おっぱい対決で負けちゃった成海ちゃんの方こそ…“本物の駄目おっぱい”だよね…!今度からみんなに褒められたりしたら、渚桜のおっぱいの方が上って言えばいいよ!」
「……!!!」
上からの攻撃で押し潰しておいて、言いたい放題の渚桜。その態度に、成海の「負けたくない」という気持ちが再び燃え上がり始めた。
(さっきから……好き勝手言ってぇぇ……!)
太ももの肉の痛みで、下半身は自由が利かない。上半身もミッチリ押し合わされていて動かせない。ならもう、“ココ”に賭けるしかない。
渚桜の身体の下敷きになりながらも、成海はその両乳を突き上げ、下から渚桜の両乳に押しつけ返し始めた。
ぐにっ!ぐにっ!ぐにっ!
「ぁあん…!あんっ!?やぁっ!?」
これまでの全力の押し付け合いと違い、一定の間隔で「強すぎない衝撃」が両乳に伝わって来る渚桜…。それは「潰される」「痛みを受ける」とは異なる刺激を運んできた…。
「くんっ…!何これ…っ!?ひゃんっっ…!ひうっ……!!!」
渚桜の顔がいっきに赤らみ、痛みに耐える時とは明らかに違う甘いあえぎ声を上げ始めた。
だが、体位を返したい一心で無我夢中の成海はそれに気付かない。絞めつけがゆるみ始めたことだけが分かった成海は、さらに突き上げを激しくする!
「はぁ…はぁ……はやく、どいてよぉぉ……!!このっ…!このっ…!」
ぐにっ!ぐにっ!ぐにっ!
「んぁ…!ぃんっっ!やめぇ…やめてぇ…!!おっぱいぃ…おっぱいが変だよぉぉ…!!はあんっ!!?」
「痛いのならぁ…!はやくっ…!どいてっ…!降参してぇ!!」
「ちがっ…んあぁ!ちがぅ…そうじゃ…なくってぇぇ……!!」
下から突き上げてくる成海の胸の刺激に、もだえてしまう渚桜。
胸を潰されそうな成海は必死だ。渚桜の言葉なんて聞かず、ひたすら胸を突き上げる。
そうこうする内に、とうとう渚桜は…
(んぅぅ…!な、なんで…?おっぱいだけじゃなくて…股の方までジンジンするよぉぉ…!)
胸への刺激から連動するように、股間から何かがこみ上げてくる。
ぐにんっ!ぐにんっ!!
「んあぁっ!だめぇっ!これ以上はぁぁっ……だめぇぇぇ!!!」
耐えられなくなった渚桜は、思わず成海の身体の上から転がり下りてしまった。
「はぁ…っ、はひぃ…っ、ぁァん…っ」
(お、おっぱいと…股が…うずいて……何かが壊れちゃいそうだよぉ…)
あえぎ声を上げながら、自分の胸と股間を押さえて身もだえる渚桜。もう少しで成海の胸を潰しきれたのに、胸への刺激により身体が言うことを聞かなくなってしまった。
「はぁ…はぁ…!今度はぁ…成海の番なんだからぁ……!」
「ふえっ!?ちょ、ちょっと待っ…あぁぁぁん!!?」
無防備で悶えていた渚桜のスキを狙い、今度は成海が上にのし掛かった!
「自分のおっぱいにやられたコトは、相手のおっぱいにもやり返さないと気が済まない!」
そんな思いから成海は、渚桜にやられたように自分の両乳と相手の両乳の位置をぴったり重ねて照準を合わせると…
「成海のほうが…!いやらしい身体してるんだからぁぁぁ!!!」
ムンにゅうううううううううううううううう!!!!
「あんんッ!!?んぁああああああぁあぁぁっ!!!!」
仰向けの渚桜の両乳に、成海が両乳をぶつけ下ろし、押し潰した!!
さっきの成海同様、後ろに逃げ場のない渚桜は、ベッドと成海の巨乳との間に完全に挟まれ、自慢の巨乳をグニャアアっと潰される。
「んうぅぅ!!いうぅぅうぅ!!!!」
「うぅぅぅ!!どう…!?渚桜ちゃんのおっぱい……成海のおっぱいに負けて潰れちゃってるよっ!?」
「あううううっ!!そ…そんなことぉぉ……あぐぅ!!?」
渚桜は悔しかった。さっきまで上から押し潰していたはずの敵の胸。それが今、その胸によって自分の胸が上から押し潰されている。相手を泣かせるほど攻めたのに、今度は自分が泣くほど攻められている。くやしい。
一方の成海も、悔しさでいっぱいだ。
さっきまで上から思う存分巨乳を押し付けられ、目茶目茶に潰され、おっぱい同士の戦いで負けと言われたのだ。同じだけ渚桜の胸を目茶目茶に潰して、同じ悔しさを味あわせてやらないと気持ちが収まらない。
「はぁ…はぁ……渚桜ちゃんのおっぱいこそ大したことなかったよね……下から成海のおっぱいに押し返されて……痛みに耐えられなかったんだから…!」
「ぁ…あれは痛かったんじゃなくて……あぐうぅっ!!?」
ぐにぃぃぃ!!
「また言い訳っ?ほんとに情けないね、渚桜ちゃんは…!このおっぱい同士の戦い……成海のおっぱいの勝ちなんだから…!」
「くぅぅぅぅ……いぅぅぅぅ……!」
ぐにいいいいいっ!
「はぁ…はぁ……やっぱり渚桜ちゃんのおっぱいの方が…“正真正銘の駄目おっぱい”だったね…!もう他の娘の身体に張り合うような…悪事を働けないように…っ、このままおっぱいぺちゃんこにしてあげよっか…!?」
「……!!!」
言いたい放題の成海に対し、今度は渚桜の堪忍袋の緒も切れた。
さっきの成海の状況と同じで、踏ん張って体位を入れ替えることができない状態だ。ならば、さっき成海にされた「アレ」をすれば…
(まけないぃ…!同じことやって…成海ちゃんのおっぱいもおかしくしてやるぅぅ…!)
ぐにっ!ぐにっ!
成海の身体の下敷きになりながらも、渚桜はその両乳を突き上げ、下から成海の両乳に押しつけ返し始めた。
「ひあっ!?はぁぅっ!ぁあん!?」
甘いあえぎ声をあげる成海。予想外の刺激に、敏感な胸が反応してしまう。
(な…何これ…!お、おっぱいがぁ…!びくんっ、びくんってしてぇ…!)
「んぁっ!ひゃんんぅぅ!?」
(やっぱり利いてる!このまま成海ちゃんのおっぱいおかしくして、もう一度上になってやるぅ…!)
やはり成海もコレをされると、胸が感じてしまうのだと確信した渚桜。
もう一度逆転するため、押し潰される痛みに耐えながら両乳の突き上げを激しくする。
ぐにっ!ぐにっ!ぐにっ!!
「んぁ!んぁあっ!はんんっ…!!」
「このぉ…!このぉ…!」
(もう少しで…成海ちゃんも耐え切れなくなるはず…!はやく…どいてよぉ…!)
渚桜の必死の反撃に、身をよじらせてもだえる成海。身体の力が抜け始め、渚桜の身体を押さえ込むのが苦しくなる。
(ぃ…ぃやぁっ…!なんで…!?おっぱいじんじんして……じんじんが股の方にまでぇ…!!でもコレ…ひょっとして…成海がさっき渚桜ちゃんにやったのと同じこと…!?)
成海は気付いた。これはさっき自分が渚桜にやった事なのだと。
そして自分は渚桜に痛みを与えていたのではなく、感じさせていたのだと。
(くぅぅ…!渚桜ちゃん、それが分かった上で成海のおっぱいを感じさせようとしてるんだ…!)
真似をされていること。潰し合っているライバルの胸に感じさせられていること。成海は腹が立ってきた。
「はぁ…!はぁ…!このぉぉぉ…成海のまねしないでぇぇ…!!」
成海は力で押し潰すのをやめ、渚桜に対抗して同じタイミングで胸を突き出して感じさせ返す作戦に出た。
ぐにんっ!!
「「あぁんッ!!??」」
2人の声が重なる。
「な、なによ!?そっちがその気なら負けないもん!!」
「なによ~っ!こっちだっておっぱい対決では負けない!!」
タイミングを合わせ、同時に両乳を突き出し合う2人。
ぐにんっっ!!ぐにんっっ!!
「あんっ!!」「ひゃうぅ!」
「な、渚桜ちゃんのおっぱい…!やァん!?もう限界でしょっ!?お、押し合うたびに……びくっびくって痙攣してるよ!?…あァんっ!?」
「な、成海ちゃんのおっぱいこそ…!んあァ!?限界なんでしょっ!!おっぱい…すっごく熱くなってるよ!?…いやぁん!?」
ぐにんっ!!ぐにんっっ!!!
「成海のおっぱいがぁ…渚桜ちゃんのおっぱいを攻めてるのっ!はぅん!!?」
ぐにんっ!!ぐにんっっ!!!
「ちがうぅ…今は渚桜のおっぱいが…成海ちゃんのおっぱいをぉ!あぁんっ!!?」
ぐにんっ!!ぐにんっっ!!!
「ああぁんっ!!!な、なるみのおっぱいが勝つぅぅ…!!!!」
ぐにんっ!!
「はあぁんっ!!!な、なぎさのおっぱいが勝つぅぅ…!!!!」
ぐにんっ!!
「「ひやぁんっ!!?お、おっぱい同士のしょうぶで…負けられないぃ…!!」」
ぐんにぃぃっ!!!!
「「いやあぁぁアんっ!!!??」」
耳まで真っ赤にしながら、文字通り「目と鼻の先」にあるライバル美少女の顔を睨みつけて言い合う2人。だが、もはやお互い目が惚けはじめ、火照った熱を身体中から…特に押し合いまくっている両乳同士から与え合っていて、本気でやけどしそうだ。
(ひぅぅぅぅ!だめぇ…おっぱいのじんじんが強すぎて…股がうずいて……壊れちゃいそうだよぉ…!このままじゃ…このままじゃ…!)
どうして胸への刺激で、関係のない股間がうずくのか分からない。
だが間違いなく“なにか”が決壊しそうな感覚がする。成海はとっさに自分の下半身の方を見た。
そこにはブルマを穿いた自分の股間と…
それに向かい合っている渚桜の股間が目に入った。
(このぉぉ…!さっきから渚桜ちゃんのソコも…じんじんしてるくせにぃ…!!)
くやしくなった成海は、渚桜の股間を攻撃したい衝動に駆られた。
下半身を軽く浮かせて、本能のまま渚桜の股間をひざ蹴りしようとした!
(くらえぇぇ…っ!)
ところが。
「ひゃあぁん!!?」
聞こえてきたのは渚桜が痛みに泣き叫ぶ悲鳴ではなく、甘い甘いあえぎ声。
渚桜の股間にひざ蹴りを入れようとした成海だったが、下半身・特に太ももはダメージでまともに力が入らないことを忘れていた。片足を振りかぶってひざを叩き付けるつもりが、力なくムニムニの太ももを渚桜の股間に押し付けるカタチになってしまった。
むにぃぃぃ!
「いゃぁん…!そ…そんなところに…こんな……はぁん!」
「な…渚桜ちゃん…?」
すぐさま渚桜は涙目でキッと成海を睨むと
「そっちがそこまでやる気ならぁ…!渚桜だって負けないもんっ!」
「ひゃうぅう!!?」
むにぃぃぃ!
成海がわざとやったと思った渚桜は、同じようにムニムニの太ももを成海の股間に押し付けた。
「はぁぁん…っ!?そ…そんなとこに太もも…押し付けないでぇ…!ぁんっ!?」
成海もひるむわけにいかず、太ももの押しつけを強めた。
むにぃ…むにぃぃ…!
「はぁ…はぁ…そっちこそぉ…!あぁん!やめてよぉ…うんっっ!?」
「やめぇ…!はなしてぇ…!あはぁ…っ!?」
「やぁんっ…やぁぁんっっ!?そっちがさきにぃ…ひぅっ!?」
女の子同士で、敏感な場所へ太ももを押し付け合う2人。
お互い身もだえし合うせいで、とうとう体勢は横倒し状態に逆戻り。抱き合う腕に力を入れようにも疲労で力が入らず、潰し合いのはずだった両乳同士も今や揉みあうだけになる。
「はぁっ!はひぃっ!」
(お、おっぱいもぉ…あんなところもぉ…)
「ひぁぁっ!はぁんっ!」
(じんじんしてっ…うずうずしてぇぇ…)
((また何かが…何かがぁぁ…こみ上げてくるぅぅぅ…!!))
2人は甘い吐息をせめぎ合わせながら、涙のにじむ目で相手を見る。
相手も同じようにあえぎ、真っ赤になっている。負けたくない。
「ぁあんっ!な、なぎさはぁっ…まけなぃぃ!ぅん!」
渚桜は無我夢中で、成海の真っ赤になった耳を甘噛みした!
「はぁぁんっ!な、なるみが…まけないのぉぉっ!ぁむっ!」
甘噛みを振り払い、今度は成海が渚桜のやわらかい耳を甘噛みし返した!
「ひゃぁぁん!!?なるみちゃんんん!…“成海の方がいやらしい身体”なんでしょ…っ!?だったらッ…もっと一人でいやらしくなってなよぉ!んひっ!?」
「な、なぎさちゃんこそぉ…“渚桜の方がえっちな身体”なんでしょっ…!?ならぁ…もっと自分だけえっちな気分になりなよぉ!っっん!?」
ムニムニと太ももを押しつけ、両乳を押し付け合う。経験したことのない“何か”だけが、寸前までこみ上げて来ているのがわかる。
「っあ!あはぁぁぁっ!!」
「っん!んはぁぁぁっ!!」
「ら…らめぇ…!これ以上はぁぁっ…!!!」
「や…やめぇ…!うずいてぇ…何かこみ上げてぇぇっ…!!!」
むぎゅっと強く抱きしめ合い、ライバルの股間に太ももを、乳に乳をいっそう強く押し付けた。
「「いっっ…!!!にうぅぅぅぅううぅぅぅうぅッッッ!?」」
ムンニィィィィィィ!!!!
そして、ついに…
「「あぁんッ!!んあああああああああああああああああああっ!!!!」」
ジワァァァァ
2人は同時に大きな悲鳴を上げると、女の子の大切な場所から暖かい物を出し尽くし合うような初めての感覚に襲われ、身体を震え上がらせた。
「ぃ……ぃやぁん…」
「ぁ……はぁぁん…」
2人は意識朦朧としながら、抱き合った身体をゆっくりと解放してお互い仰向けになった。
ライバルの股間にねじ込んでいた柔らかい太ももは、すこし暖かく湿って濡れている。それは相手の汗だろうか。それとも…
何が起きたのか分からない2人。
何かが溢れ出たような感覚も、もはや錯覚のように感じる。
まだ決着がついていない。横で倒れて痙攣しているライバルを、今なら倒せるはず……それなのに身体が動かない。
(そうだ…おっぱいしょうぶだけは……まだ…っ)
(ちゃんとけっちゃく…ついてない……けどぉ…)
((もう…いしきがぁ……))
夕方4時。
保健室に帰ってきた保健の先生は、ベッドの上で熱中症と脱水症状を起こして気を失っている成海と渚桜を発見した。
打撃も引っ掻きも一切していない2人に、傷あとは皆無。学園一の美少女2人が、女の子としての魅力を競い合ってキャットファイトしていたなんて誰一人知る由もなく…
「成海ちゃんと渚桜ちゃん、救急車で運ばれたんだって!!」
「うそ!?どうして!?」
「大丈夫かなぁ…」
自分たちが2人をさんざん比較したせいでこんな事態が起きたとも知らず、全校生徒たちは無責任な心配をするのであった。
- 2015/10/19(月) 00:20:09|
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