みなさま、あけましておめでとうございます。
早速ですが、本作品は去年から温めていた作品になります。
イラストはAyaさんという方に協力の上、描いていただいております。
ほんとイラスト上手いです(笑)
このイラストのためだけにでも、小説を読む価値があると思ってます。
みなさま、是非Ayaさんの描いたイラストへの感想もお願いいたします。
AyaさんURL→https://www.pixiv.net/member.php?id=6717269
いつも以上にドロドロしたバトルになると思います。
苦手な方はブラウザバックをお勧めいたします。
今現在27000字くらい書きためておりますので、定期的に確実にアップできるとは思います。
また、今回の作品は★★★というマークが出ると、語り手の視点が変わるようにしております。
年始一発目の投稿になりますが、お楽しみくださいませ。
今年もよろしくお願いいたします。
最近、私の友達の様子がおかしい。子供ながらにそう感じていた。休み時間のテンションは高いし—もともと高かったかな?—授業中も……その……あそこを押さえてソワソワしているし。
特に異常なのが、授業が始まったときなんだよな。「あはっ」って声を出したかと思えば、教科書を立てて口元を隠す。顔もなぜか赤い。
「ねぇ……大丈夫?」
先生の目を気にしながら机から身を乗り出し、となりの席のこいつに声をかけた。それでも反応がない。夢中で何かを考えている?まさに夢をみているみたいだ。あと、これは絶対おかしいと思うんだけど、こいつの口からよく「つぶしあい」って言葉が聞こえる。
なんでそんな単語が出てくるのかわからない。それとも私が何かと聞き間違いしてる?
でも隣で何回も聞いているけど、違うことを言っているようには聞こえない。
額にしわを寄せて考えたけど答えは出なかった。
もちろんこのことは、先生にも相談した。夕暮れの職員室に先生の席まで行って、私には大きい椅子に座らされたのはよく覚えている。私が落ち着いて話ができるようにジュースを出してくれた先生。
スーツに包まれた体は学校中でも美しさの象徴となっていた。女の子なら誰しもあこがれる姿だ。
今は短めに肩の高さで揃えられた黒髪は清潔感を漂わせる。セクシーに膨らんだ赤い唇は、吸い込まれそうな気分にさせ、おっぱいはあり得ないと思っちゃうくらい大きい。
完璧な先生だと思うし、すごく信頼している。
そんな先生でも、私の友達のことはわからないって。真剣なそれでも優しい瞳で私を見つめてくれる。何でも話してしまうそんな先生……
ただ、「もうすぐ『つぶしあい』なんて言葉は出てこなくなるわ、大丈夫よ」といって、優しく抱きしめてくれた。心地よいいい香りがする。友達の心配をしてくれて、ありがとねと感謝もしてくれた。先生のぬくもりを感じながら私は先生から離れた。
もう日が暮れる。私がリュックサックを背負って職員室を退出しようと、後ろを向いたとき、
「『潰された』になるわよ」と、背後から声が聞こえた。ビクッとして振り返ったが、そこには先生しかいなかった。笑顔で手を振ってくれている。何か聞き間違いだろう。
「ばいばーい、ゆずな先生」
私は最後にそう声をかけて、ゆっくりした足取りで帰っていった。
ゆずな先生がそう言うなら、大丈夫に決まっている。そうに違いない。
★★★
私の妻は広瀬かおり。専業主婦。年齢は私の1つ下だが、掃除、洗濯、料理、子育てまで何でもこなす。そんな優秀な彼女にも変わった性癖があることは知っている。その性癖は、
―女性を、犯し潰すことだった。
その姿に興奮を覚えるらしい。一種の支配欲に近いものだろうか。彼女の欲求は、敵対した女たちを自宅に呼び、肉体と肉体の優劣を決めることで満たされていた。直接それを見たことはないのだが、彼女のその強さは知っていたつもりだ。
闘いの終盤を目撃することはしばしばあったのだが、乳を顔に押し付けて、締め上げて窒息させたこともあれば、動けなくなるまで逝かせ続け失神した相手の顔でオナニーして完全勝利の気分を堪能したこともあるそうだ。
———そのかおりを1か月ほど前に破り、無残な姿にさせた女がいるようだ。
帰宅し、敗北したと思われるかおりのもとに駆け付けた時、潮を全身に浴び顔は腫れ胸もぐちゃぐちゃに潰されたかおりの姿があった。
周囲のすさまじい愛液の量は、さすがにかおり1人分のものとは思えなかった。畳のいたるところに白い染みを作っていたのだ。2人は激戦かつ接戦であったに違いない。僅差の死闘の中で、かおりは敗北したと思われる。
脱水症状を示していた彼女を介抱して、目が醒めたとき、彼女は一切の敗北を否定した。しかしその主張は無理な点が多く、彼女が敗北したのは十中八九間違いなかったが、先日敗北を裏付ける決定的な証拠を手に入れた。
今日はそのことについて、1つ確認したいことがある。
かおりとの夜の営みの中で、私たちは3回ほど絶頂し合った。彼女の肉体は世の女性の中でも最高峰のものであることは、結婚し7年経った今でも感じている。このかおりに勝った女性がどんな人物か、想像もできない。それ故に興味がある……
私は大胆に股を開いた彼女の中にもう一度挿入しながら、腰を前後させた。淡いうめき声を漏らす彼女は実に美しい。彼女の思考がぼやけ、意識が薄くなっているだろうタイミングを見計らって、私は話を切り出した。
青山ゆずなという女からの、手紙と写真。これが私の握った証拠だ。
かおりがハッとしたように、身を固くしたのがわかった。怒りか悔しさかわからないが、体がプルプル震えている。
かおり「見たの……?見たのね?」
静かな声で問いかけられた。私に対して怒っている様子ではない……その問いかけに対して、私は首を縦に振った。時計の音がいつもより大きく聞こえてくる。
その手紙と写真は3日前に目にしたものだった。キスマークの付いた封筒を開くと、そこには4枚の写真と手紙が入っていた。
写真の内容はひどいもので、
・おそらく相手の母乳と思われる液体を、鼻から流して倒れている写真
・まんこで口に蓋をされ、意識を失っている写真
・爆乳で顔を埋められ、タップしている写真
・股間から愛液を噴水のように噴き上げている写真
の4枚の写真を全て見てしまった。おそらくその闘いを撮影していたビデオで、好きなシーンをピックアップし送り付けられたのだろう。そのすさまじさには当然驚いたが、かおりと同等のプロポーションを持つ彼女には一段と驚かされた。
艶めかしい肌に、かおりと同じくらいの爆乳。お互い相当本気で潰し合ったのだろう、2人とも痣と愛液まみれになっていた。ただしまだ動けるのは、向こうの女性であったということ。
こんな醜態をみられて彼女は怒りを示すと私は想像していた。最悪離婚もあり得るかと覚悟していた。しかしかおりが見せた反応は、想像とは違うものだった。
目元まで手首を持っていき、声を上げて泣き始めた。その時のことがそんなに悔しいのだろうか。普段落ち着いている彼女からすれば、考えられない光景だった。
黙っていたらかおりの足が、ぎゅっと腰に巻き付いた。こんなに力が強いのかと、びっくりさせられた。
かおり「……ごめんなさいっ……あなたの妻なのに……負けてしまって……ごめんなさい……」
泣きじゃくりながら一生懸命ことばを絞り出した。
かおり「あのおんなに!!負けてがっかりしたでしょ!?んああああああああああ!!!!」
かおりの体を持ち上げて、駅弁のように支えた。深く挿れてかおりの全部を吐き出させる。
かおり「ああああっ!!ああっ!!ああああん!あ、な、たあああああああああっ!!!」
涙をボロボロと流していたかおりだったが、彼女が快感からか顔を真っ赤にして喜んでくれている。私がもちろん彼女を愛し続けることは伝わっただろうか。
かおり「ああっ!! んッ!! んんん゛ッ!! んんんんんんんんんんん゛!!!! あああああああああああああああ!!!!!! おねがい!!!! 堕ちるまでつづけてええええええええええええ!!!!!!」
ぶしゃああああああああああああああ!!!!!!!
———かおりが動けなくなるまで、何時間かかったか覚えていない。
かおりと闘った彼女はよく勝つことができたなと、改めて思った。
胸をプルプルと震わせながら、大きく呼吸をしてベッドに横たわるかおり……さすがに動けないようだ。
私の腕を枕にし、スヤスヤと眠る。そんな彼女に顔を近づけた。
「受けるのか」とだけ、聞いた。
かおりは薄く目を開け、それでもはっきり聞こえるように声を発した。
かおり「当然よ、見てて」
かおりは一度だけキスし、そのあとはぐっすりと眠った。
一気に静寂が訪れ、空気の動く音さえ聞こえてきそうな時が流れた。
わたしは壁を背にもたれかかり、目をつむった。
そして、例の女性から送られてきた写真と手紙の内容を思い出した。
拝啓
秋たけなわの頃、ますます負け犬としての惨めさが増しているころと存じます。先日は、潰されると知っていながら私との決闘を受け入れていただき、誠にありがとうございました。
さて、本日は、ご提案がございましてお手紙を差し上げました。今月末の土曜日、逝かせ合いのリベンジマッチの機会を与えてあげます。私の主人にあなたに勝利した話をさせていただいたところ、興味があるとのことです。前回の闘いで失神して、すっかり女としての格付けを済んだ弱いあなたと闘ってあげるのですから、悪いお話ではないかと存じます。
【決闘場所】青山家の格闘専用室
【日時】10月27日 22:00~
【ルール】どちらかが果てるまでの逝かせ合い
また、この度の決闘は、あなたと私の夫と娘の目の前で、決着をつけることにしましょう。あなたには、あなたの夫と神奈ちゃんの前で、もう一度無様に潮をぶちまけていただきますね。それでは、お返事お待ちしております。あれだけみっともない敗北をしておいて、向かってくる勇気があれば是非また楽しみましょう。
最後に、以前の記念写真を同封いたしました。あなたのこんな姿を家族の前で披露できるって考えますと、ワクワクします。
日毎に秋冷の加わる頃、せいぜいご自愛くださいませ。
敬具
青山 ゆずな
負け犬
広瀬 かおり 様
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母VS先生 2 ~雌獣の檻~
- 2019/01/05(土) 16:37:00|
- 雌獣の檻|
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コメント:11
いつもさくらさんの小説は、言うまでもないことですな名作です。そして、今回の方は、前回の夏休みとは別の方向の闇が感じられます。既存の作でも娘の前で戦う背徳感があったが、今回の作品は、背徳感越えここ敗北すると破滅しか浮かばないですね。この戦いでいる女性は、単に肉体的生命ではなく、精神的な生命が切れ壊れるんじゃないかと思われる闇が感じられます。
愛液と血液、あざが飛び交う原初的な二匹の雌の戦いが期待されます。夫人として、母として、それ以前に一人の雌として生き残ることがあるかだれ知りたいです。
さらに、アートワークを担当してくれる方が普段尊敬する方なのでより一層期待されます!この方の作品は、サクラさんの作品に似合ってさらに暗い雰囲気を噴出します!
- 2019/01/06(日) 01:17:59 |
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あけましておめでとうございます。新年から早速の新作!しかもリベンジマッチ!さらにはクオリティが高く適度な量の挿絵付き!早く続き(二人の闘い)を見たいのは本当なのですが…ワンピース作品は後回しになるのでしょうか?自分はさくらさんの作品の一つ一つに熱中してしまうので、続き物の途中で突然作品が変わると辛いです。
わがままなのですがどうか投稿中の作品の中断、休載をする時はその旨をお知らせ下さると、気持ちを新作に切り替えてより楽しめるので助かります。
私情を挟み申し訳ないのですが、今年もさくらさんの作品を楽しみにしています!
- 2019/01/06(日) 20:08:36 |
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