いつも月曜日に入ってすみません。
続きをアップいたします。
かおりはすでに授業が始まっている教室に後から入っていった。ゆずなと再び目が合って
短く睨み合う。その姿に母親たちは敏感に気づき、何かあったのかと察した。しかし両者に共通する、「強烈な色気」から、そういう衝突があったのだと感じ取った。
そして、すでに教室に入っている母親たちのうち、何人かがかおりから離れていく……かおりと直接やり合った女たちだった。彼女たちも母親の中では、ボリュームのある肉付きをしていて、決して弱そうではなかった。それでも当然のように全勝しているのがかおりだった……
見てみなさい。そう言わんばかりに腕を胸の下で組んで、授業を進めるゆずなを見つめた。
かおり(さあ、格上はどっちでしょうかねぇ……先生)
黒板に文字を書いていたゆずなは、それを見てピクッと眉を動かした。握っていたチョークが折れ、床に落ちる。
ゆずな(はーあ。調子に乗ってますね。随分)
ゆずなはぴちぴちのスーツに身を包んだまま、大きく伸びをした。肺が大きく膨らんで胸回りが膨らんでいく……
ミチ……ミチチ……
胸の前のボタンが苦しそうに音を立て始めた。
さらに体を反った瞬間、そのボタンが吹き飛んだ。
ぶちんっ!!と鋭い音がした……
そのボタンがコロコロと転がり、かおりの足元へ転がっていった。
ゆずな「ああっ!ごめんなさ~い!取ってくれませんか??」
かおり「……は~い、これですね」
かおりはボタンを掴んで前に進んだ。
ゆずなも取りに行くために迎えに行った。
ぶぎゅううううううううううううう!!!!!!!!!!
教室の中間で、爆乳2つがぶつかった。
お互いが張り倒すつもりでたたきつけた乳は、相手の乳で止められた。
かおり「はい、先生~。それで満足ですか?」
ゆずな「ありがとうございますー。うふふふ……全然ですー家庭訪問の時に、お・は・な・し、させていただきますね~」
ボタンを笑顔で渡すかおりと、笑顔で受け取るゆずな……
神奈(うわ…………バチバチだぁ……)
今にも掴みかかりそうな2人を見て、母親たちもそわそわしていた。子供たちはこの2人の肉体的すごさがわかっておらず、珍しそうに見ているだけだった。
不思議な空気感の中、授業が進み……結局、この日はもう2人が交わることはなかった。
家庭訪問当日。
かおりは下着姿で待っていた……色っぽさと清楚さをふんだんに引き出している、特注のブラとパンツだ。この日に備えて下の毛は全て剃ってある。いつでも全力の闘いができる状態だった。
マットを敷いてビデオカメラを置いて、もうあとは待つだけ……ストレッチをして体を整えた。
ピンポーン!
チャイムが鳴った。
その姿のままドアを開けに行く。もうこの来客以外と今日は会う予定はない。
ゆずな「こんにちは~」
かおり「いらっしゃいませ、せんせい♡さあ、入ってくださいな」
ゆずな「ふふ……お邪魔します~」
かおり「遠くからごめんなさいね」
かおりは準備したマットとカメラしかない部屋に案内した。
かおり「わざわざ潰されに来ていただいて」
ゆずなは、スーツと制服を豪快に脱ぎ始めた。
ゆずな「いえいえ、でも最近は教師も大変ですわ」
ゆずな「親にまで教育しなければいけないんですもの。どっちが格上かをね」
ぽいっと上着、シャツを脱ぎ捨てる。
かおり「あら、ちょっとその認識変えたほうがいいですわ、先生。先入観にかられて視野が狭くなるということはよくありますけど……私が正してあげますわ」
ゆずな「すみません、どういう意味かわからないんですけど?」
かおり「ふふ……これからわかることですよ~」
ゆずな「あはは!わかりました。教えてくださいね~是非。言っていたとおり、ここが最後の訪問なんで、お時間は気にしなくて結構ですよ」
かおり「あらぁ!ありがとうございます~明日は土曜日ですし、逝き果てても大丈夫ですね。あ、私の旦那も今日は出張で帰っては来ませんの。ご遠慮なくお楽しみください」
ゆずな「まあ、よかったですわね~無様にあえぐ姿を旦那様に見られなくて……不幸中の幸いというものですね」
2人はさんざん言い合ったあと、前に進み出た。
かおり「どうやら口で言っても―――」
見下すようにゆずなを見る……
ゆずな「わからないようですね」
ゆずなも一歩も引かずにらみ返す。
そして、かおりがビデオカメラを指さした。
かおり「あれでこの部屋全部を撮影しています。つまりあなたは私の奴隷みたいなものですねー先生」
ゆずな「勝った気でいるんですか?あれを持って帰れば、あなたは私に逆らえない下僕になるんですよ?そこから教えなければいけないんですね」
かおり「うふふ……勝ちますから」
会話の随所で相手を威圧する言葉が飛び出す……誰にも止められない状況になった。本当に完ぺきに屈服させるまで、終わらせる気はない。2人ともその決心が固まった。
ゆずな「じゃあ、はじめましょう?まずは、広瀬さん、30秒間好きにしていいですよ。ハンデとして」
挑発に次ぐ挑発……
かおり「あらぁ……なにをしてもいいんですか?」
ゆずな「ええ、どうぞ。そうでないと勝負になりませんから」
かおり「……そうですか、じゃあお言葉に甘えて……」
まず、かおりはゆずなの頭を掴んで、引き寄せた。
最後に、その頭に重い爆乳を乗せた。
それだけである。
かおり「あはっ!ああ、楽ですわ。ありがとうございます、先生」
そのまま30秒が経過した。
無言で、ゆずなはその場から1歩引いた。
そして、自分のブラジャーを引きちぎった。
ゆずな「殺していいってことですよね?」
かおりも同じくブラジャーを引きちぎった。
かおり「できるなら、いいですよ~」
次の瞬間2人が同時にブラジャーを投げ捨て、雌豹のように相手に飛びついた。
- 2016/08/29(月) 01:40:40|
- 母vs先生|
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コメント:8
さくら様、更新お疲れ様です!!
めちゃくちゃ良いです!!寝不足が困りますが、寝付けないだけはあります。
結構、月曜日が休みなので正直、ちょっと嬉しい(笑)
それでも日曜日もソワソワしています。
まだまださわり程度でこの迫力と魅力本当にさくら様素晴らし過ぎます!!
しかもビデオまで回してどっちも不敗。この屈辱に陥るのはどちらかと
そして淫靡な闘いになると思うともうワクワクし過ぎです!!
本当に寝たいわ~
- 2016/08/29(月) 03:07:57 |
- URL |
- 裏行戯 #mQop/nM. |
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更新お疲れ様です。ありがとうございます。
勝負が始まる瞬間までの描写が、小説が変わるたびに臨場感溢れる形に書き上げられていて、素晴らしいと思います!
勝負が始まるまでの経緯や互いを挑発し合う様子が、キャットファイト小説を書く上で最も大切な部分だと思っているので、毎度毎度興奮させられっぱなしです!
私個人としては、ゆずな先生を応援しています。というのも、今まで負け知らずの自信満々な女が、自身の部屋で無様に敗北する様を楽しみにしているからなのですが。
激しい闘いを期待しています!!!!
- 2016/08/29(月) 23:00:50 |
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- ドロリッチ #- |
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こんにちは。
しばらくコメご無沙汰していますが、毎回チェックしています。
爆乳親子、爆乳彼女で入れ込みすぎて、仕事に支障が出ており?(笑)、生活パターンを元に戻しておりました…
新作はレズバトルとのことですが、戦端を開くのは、やはり爆乳対決ですね。
これだから「さくら作品」はやめられない…( ´▽`)
巨匠となって文壇デビューを果たしても、応援し続けます!
今後の展開、期待大、大、大、!!!!!!!!!
- 2016/09/03(土) 08:31:01 |
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- 闘乳士 #- |
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職業:作家じゃないのですから、遅れたりする時もあるでしょうよ…
楽しみに待ってますとかもう少し言い方を考えるべきではないですか?
それでは、いつも楽しみにしてますー!!ゆっくり頑張ってください(・Д・)ノ
- 2016/09/06(火) 01:07:19 |
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- 無名 #- |
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どの方もさくら様の更新を本当に待ち遠しく思っていますし、
そのように発言されるのは私も分かります。(してますし)
ただ言葉の雰囲気でやはり伝わり方は変わりますし、相手を思いやり
相手の行動をもし自分が真似たら本当に1週間でできるか?
など考えて発言されると皆様嬉しいのではないでしょうか?
大変ですよこの雰囲気を作り出すのは。本当に頭が下がります。
- 2016/09/06(火) 04:49:05 |
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- 裏行戯 #mQop/nM. |
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