みぎからさんとの合作第2弾
みぎからさんとの合作第2弾
井上このみvs夜半井陽菜(このみ視点)
薄暗い部屋の真ん中に、金網で覆われライトアップされている円形のリングがあります。その金網リングの入口から離れたところに私は立っていました。服は着てません。生まれたまま姿、全裸です。この闘いのためにすべての衣類は脱がされました。今はこの円形の金網リングの中で私の対戦相手が来るのを待っています。おっぱいの下に腕を回し、下から支えています。同い年の女の子より、私のおっぱいは大きいってよく言われます。今もこうして胸を支えていないと、プルプル動いて邪魔なんです。そんな私の顔は大きな胸とは対照的に童顔だってよく言われます。でも、わたしだってちゃんとしたキャットファイターです。幼い顔をしていたって立派に闘います!
わたしの名前は井上このみです。訳あって今、東雲大学キャットファイト部の部長代理をしています。
このみ「ふぅ・・・・・・」
闘いの前はやっぱり緊張します・・・・・・
わたしはある日東雲大学キャットファイト部の部長代理を部長の美月さんから任されました。キャットファイト大会やライバルとの闘いを通して、それなりに成長してきたと思います。しかしそれから数日後のことです。小さい頃からいろんな女の子と喧嘩してきた早百合や空手などの格闘技を習っていた絵理奈と違って、わたしは実践経験があまりにも乏しいことに気がつきました。そんなわたしはある日、夜な夜なキャットファイトを行う地下格闘技場があることを知りました。それが今、わたしがいるこの金網で覆われたリングです。緊張しながら待っていると・・・・・・
このみ「っ・・・・・・!」
いきなりエレベーターのドアが開き眩しい光が差し込んできました。その光の中には一人の女の子と、男の人が立っていました。その女の子の方が今回のわたしの対戦相手のはずです。ドアが開ききると、エレベーターの中から少女だけが降り、エレベーターの中の男性に手を振りながら言いました。
「じゃあ、がんばってくるね!マスター!」
その女の子は笑顔でエレベーターの男性に手を振っています。しかしそのエレベーターのドアが閉まり、わたしがいるこのリングに進み始めた瞬間、彼女は不安そうな表情を浮かべました。たぶん、これから闘うことに緊張しているのです。勝つか負けるかもわからない。下手したら怪我をするかもしれません。そんな中ですから、不安に感じるのも当たり前のはずです。それでもあの男の人に心配をかけてはいけない。そう思って必死に我慢していたのでしょう。
見たところわたしと同い年くらいの可愛い女の子でした。茶色がかった黒髪のツインテールが、幼な気な顔によく似合っています。わたしと同じ全裸の状態で、金網までちょこちょこと歩いてきました。やっぱりわたしと同じで少し緊張しているようです。
「・・・・・・・・・・・・よし!」
その子はリングの扉の直前でひと呼吸して気持ちを整えました。そしてゆっくりと金網でできた扉を引いて、中に入ってきます。その子と私の目が合いました。この子が今回の相手・・・・・・わたしが人のことを言えたものでは無いのですが、お世辞にも喧嘩が強そうとは思えません。お互いをじっくり観察して、どちらも言葉を発さない時間が続きましたが、わたしから切り出しました。
このみ「よ、よろしく・・・・・・わたし、このみっていいます」
わたしもまだ緊張していて、心臓がバクバクいっていましたが無理やり元気な振りをして誤魔化しました。しかし相手の女の子を見ると、やっぱり緊張しているのがわかります。無理やり平静を装っている感じ・・・・・・わたしも同じような顔をしているのでしょう。
陽菜「こ、こちらこそよろしくです・・・・・・わたしは陽菜っていうの」
自己紹介を軽く終えた私たち・・・・・・それでもしばらく相手の体を見つめ合います。陽菜ちゃんはわたしと身長はほとんど同じくらいですが、肉付きはわたしの方が良く、ふっくらしているようです。それに対して陽菜ちゃんは細身でしたが、綺麗な白い肌を持っていました。プニプニで肌触りの良さそうなお肌で、羨ましいです。・・・・・・でも今からこの陽菜ちゃんを全力で倒しに行きます。負けられません。
しばらくお互いの体を見つめ合い、いよいよ満足し闘いを始めようという雰囲気になってきた時、陽菜ちゃん小さな拳を軽く握り、顔の胸の前に持ってきました。
陽菜「でも、がんばるもん!」
そう叫びました。わたしもそれを見て腕を上げ、いつでも闘える格好をとりました。
このみ「わたしだって負けないもん!」
この数日で変わったんだから!今までの泣き虫このみじゃありません!ぜったいに勝ちます!
わたしたち2人が無理をして相手を睨み、威圧し合うそのとき、カチャリという音がしました。外から金網リングの唯一のドアの鍵が締められた音です。もうどちらかがギブアップを宣言するか、失神KOになるまでこの扉が開かれることはないのです。
そして今、金網リングの周りには、審判一人しかいません。ただしこの試合を見ている者は多数存在します。最近ではインターネット配信により、自宅で生のキャットファイトが拝める時代になっています。わたしなんかが闘う姿が高く売れるとは思えませんが、こういったキャットファイトを視聴する権利は一部のマニアに高値で売れているらしいです。
陽菜「まけないから!見ててマスター!」
このみ「ぜったい勝つもん!負けない!」
ルールは目潰しや噛み付き以外は基本的に何をしても構わないというルールです・・・・・・重いルールですが、キャットファイト部に所属している以上このようなルールの元での闘いも当然あるでしょう。美月さんのような強い女になりたいんです。何より女としてのプライドがあるんです。
負けたくないです・・・・・・
勝ちたいという気持ちが不安を吹き飛ばし、今初めて心から相手に向かうことができました。
審判「それでは試合を始めてください。」
審判が静かにそう告げました。その瞬間、わたしは陽菜ちゃんの方へ向かって行きました。陽菜ちゃんもこっちに向かって来ています。
がしっ!がしっ!
わたしたちは唸り声を上げながら、手4つで組み合った。相手の指と自分の指が絡み合い、綺麗な手4つができています。プルプルと4本の腕が小刻みに震えていて、お互いに力が入っているのがわかります。わたしと陽菜ちゃんの間に大した力差はありません。でも・・・・・・
このみ「はんんん!!ふんんん!!!!」
陽菜「ああ!ああ・・・・・・!!」
わたしたちが合わせているのは、手だけではないです。わたしの自慢のおっぱいが陽菜ちゃんの胸に当たっています。おっぱいだけは絶対に誰にも負けたくないんです! 今回大きさではわたしのおっぱいの方がかなり大きいです。このまま押し切らせてもらいます!おっぱいの差でわたしの勝ちだもん!押し潰すように体を押し当ててひっくり返しに行きました。
陽菜「うぅ!うぶうぅ!」
わたしは遠慮なんて全くしていません。勝つためなら何をやってもいいんですから・・・・・・陽菜ちゃんのおっぱいを今、押し潰してます。そのため苦しそうに陽菜ちゃんの顔が歪み、口を開けてもがき始めました。
このみ「押しつぶすぅ・・・・・・!」
わたしはどんどん前へ前へと進み出た。すると一歩、また一歩と陽菜が後退した。しかし陽菜ちゃんは床に倒れることはありませんでした。私のおっぱいに圧迫されながらも倒れそうになるのを必死にこらえて踏ん張っています。でも・・・・・・
ガシャン!!
陽菜「ひゃう!」
陽菜ちゃんの背中を金網にまで押して行きました。その金網にじわじわとめり込むように陽菜ちゃんの体が押し付けられていきます・・・・・・逃げ場は・・・・・・ありません。金網とわたしのおっぱいとでサンドイッチになった陽菜ちゃんの胸は、苦しそうに横に広がりました。静かな金網のリングに陽菜ちゃんが苦しむ声と、わたしと陽菜ちゃんのおっぱい同士が軋む不穏な音が響きました。
ぎゅううううっ!! 陽菜ちゃんの手は私がしっかり手4つで握っています。そう簡単には脱出できないでしょう・・・・・・
立ったままわたしはおっぱいを全力で陽菜ちゃんのおっぱいに押し付けました。バストプレスです・・・・・・このまま、勝ちますぅ・・・・・・
陽菜「あぁ!うっ!くるしぃよおぉ!あ・・・・・・ああぁ!」
苦しむ陽菜ちゃんの顔が伺えますが、女同士の闘いです。絶対に力を緩めたりしません! 私はさらに体重をかけました。思いっきり陽菜ちゃんを金網に押さえつけています。
このみ「はぁはぁ!」
必死でやります。わたしが苦しいくらいに思いっきり・・・・・・力いっぱい相手の手を握り締め、胸を張り出す。これは結構つらいんです。しかしそれを顔には出さないように唇を噛み締め、苦しさを押し殺しました。相手に弱いところは見せません。
陽菜「んぐうううううううううううううう!!!!!」
おっぱいの力の差で、勝つんだぁ!ギブアップさせてやるんだぁ!しかし陽菜ちゃんも簡単には負けられない理由があるのでしょう。
陽菜「まけ・・・ない・・・・・・!」
そう言葉を発すると、陽菜ちゃんはなんとわたしの腰に足を巻きつけ、抱きつくように締め上げてきました! 陽菜ちゃんはもう全体重をかけてしがみついていますぅ・・・・・・陽菜ちゃんを抱っこするような形になって、わたしの足に負担がぁ!
ガラガラガラガラ!!
わたしが重みに耐え切れず崩れたせいで陽菜ちゃんとわたしの2つの体が、金網を伝ってずり落ちました。金網で背中を擦った陽菜は痛そうな素振りをしています。
陽菜「ううううううううううううう!!!」
このみ「ああああああ!!!!」
でも、わたしもそれくらいでは怯みません。寧ろ今辛いのは陽菜ちゃんのはずです・・・・・・わたしは崩れ落ちた後もまだ陽菜ちゃんを金網に押さえ付けました。バストプレスで攻めつづけます! しかし陽菜ちゃんも諦めません。逃げることはできない。それならばと必死でわたしの腰に足を巻きつけ、力いっぱいに締め付けてきました!
このみ「んぐううううう!!!!」
陽菜「んきゅうう!!!んうううううううううううううう!!!!」
わたしのバストプレスvs陽菜ちゃんのがむしゃらな絞め付け攻撃。長時間攻撃している分、わたしは競り勝てると思っていた。しかしお互いに攻撃をし合って・・・・・・15分後のことでした。お腹を締め付ける陽菜ちゃんの脚が我慢できないほど苦しくなってきました。
このみ「あああ・・・・・・くるしいよおぉ!!はなしてええ!!!」
わたしは悲鳴を上げていました。陽菜ちゃんの打たれ強さは相当なものでした。わたしは陽菜ちゃんと組合っていた手を振りほどき、その手を背中に回し陽菜ちゃんの足を剥がそうとしました。しかしここでも陽菜ちゃんは粘りました。危うく足が剥がれそうなところで、陽菜は足の親指だけでロックをかけてきました。早く放さないと苦しくて死にそうなのにいいいいい!!!
陽菜「だめぇ!あしが・・・・・・はなれたら・・・・・・まけちゃううううう!!!んぐうううううう!!!」
陽菜ちゃんも必死な様子です。
このみ「ああああああ!!!くるしぃいぃ!!」
陽菜ちゃんの攻撃はじわじわと効いてきました。細くしなやかな脚は、ギリギリとこのみの脇腹に食い込み、痛みを与えてきました。でも・・・・・・痛くても、苦しくても私は勝ちたいのおおおお!!! 密着すればするほど苦しいけど、バストプレスで勝ちにいきますぅ!!
陽菜「んうううぅ・・・・・・お胸がぁ・・・・・・!!」
わたしたちのどちらも攻撃を止めませんでした。むしろ私たちはさらに攻撃を加えました。わたしが右手で陽菜ちゃんのツインテールを握れば、陽菜ちゃんは負けじとわたしの頬を掴みました。さらにわたしが左手で陽菜ちゃんの頬を掴み返すと、陽菜ちゃんは仕返しに左手でおっぱいをつねってきました。髪や頬や胸を握り合うわたしたち・・・・・・おっぱいと頬から避けるような痛みが伝わってきました。痛みで目には涙が溜まってます。でも痛いのは陽菜ちゃんも同じのはずです。こんなに思いっきり引っ張ってるんですから!
このみ「んあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
陽菜「んいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」
全身を使った攻撃のしあいに、わたしたちの体は汗でびちゃびちゃになっていきました。しかしそれでもお互いに譲りません・・・・・・いつの間にか体のつねり合いは、ビンタ合戦に発展していました。
ビンタ合戦というよりは相撲の張り手に近いです。相手の顔を弾くような平手打ちの応酬でした。顔面を押し合ってます。これで押し勝ってやるぅ!!
パチーーーーーン!!!
陽菜「んぶうう!!んあぐうう!!!あああああ!!!」
パチーーーーーーン!!!
このみ「うぎいいい!!!いやあああああ!!!!んひいいいいい!!!!」
張り手の渇いた音と、2人の悲鳴がこだましました。陽菜ちゃんの小さい顔は真っ赤に腫れ、膨らんでいた。息は荒くヨダレを口から流しています。でもそれはわたしも同じことです。必死に口から唾液がちょろちょろと流れ、相手の張り手を喰らう度に唾液が宙を舞っています。意地と意地のぶつかり合いです!
わたしは右手を大きく振りかぶりました。
パチーーーーーーーーン!!!!
このみ「うぶっ!!」
陽菜「ひぎいい!!!」
この時わたしの体が後ろに吹っ飛びました。涙で見えなかったのですが、陽菜ちゃんも大きく振りかぶってビンタをかましてきていたのです。しかしわたしがビンタをしようとしていたことに陽菜ちゃんも気づいてなかったようで、わたしのビンタはクリーンヒットしました・・・・・・陽菜ちゃんの意識がわずかに乱れたようで、脱出に成功しました。でもわたしもバストプレスを外してしまいました。互角です・・・・・・でもそんなことより、
このみ「はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!いたあああいいいいいいいい!!!!いたいよおおおおおおお!!!」
陽菜「あああ!!あああ!!!かおが・・・・・・ヒリヒリするよぉ・・・・!!!!んあああああああああああ!!!!」
打撃攻撃でボロボロになった体が痛くてたまりません! 仰向けになって頬と胸に手を当て襲いかかる痛みを必死に我慢しました・・・・・・今度は2人がすすり泣く声が部屋に響いています。
でも・・・・・・相手だって今は辛いんだぁ!
わたしは痛みに耐えながら、ゆっくりと立ち上がりました。それは陽菜ちゃんも同じで、必死に立ち上がってきました。足が重いけど・・・・・・陽菜ちゃんの方へ歩み寄って行きました。どしん! 2人の体がぶつかり、頬と頬を擦り付け合って相撲のように組み合いました。
ムギュウウウウ!!!
また胸同士がぶつかっています。大きさでは勝ってるんだからあああぁ!!!また押し潰して―――!
しかしその瞬間お尻がクンとつねられました! お尻から激痛が流れ込んできました。
このみ「んうううう!!やめてええええ!!!」
わたしは予想外の痛みで怯み、陽菜ちゃんに押し倒されてしまいました。陽菜ちゃんの胸がわたしの上にのしかかってきました。鏡餅のような状態になったわたしと陽菜ちゃんの胸。しかしわたしの胸は下からでも押され負けていません。逆に陽菜ちゃんの方が苦しそうな顔をしているのが伺えます。わたしは下から陽菜ちゃんの体を捉えました。ぐるっと陽菜ちゃんの胸周りに腕を回し、胸で胸を押し付けました。
陽菜「うきゅううううう!!!!!」
このみ「おっぱいでは!わたしが!!かってるもん!!!はぁはぁ!!はぁはぁ!!!」
陽菜ちゃんの顔が真っ赤に染まっていき、息苦しそうにしています。口はあんぐりと開き、よだれを流していました。それはそうでしょう・・・・・・さっきもバストプレスで攻めたんです。そろそろ限界でしょう。
しかしそれでも陽菜ちゃんは負けませんでした。
このみ「かって・・・・・・る・・・・・・のにぃ!!かってる・・・・・・のにいぃ!!!」
陽菜「あぐうううう!!!!うぅうううううう!!!!!」
寧ろ陽菜ちゃんは締め付け返してきました。・・・・・・与えているダメージは確実にわたしの方が上なのにいいい!!!!。
このみ「んぐううううううううううう!!!!!!!!」
またしても根負けしたのはわたしでした。
陽菜ちゃんのほうが苦しいはずなのにいいいい!!!なんで勝てないのよおおおお!!!?
思いのほか粘り強い陽菜に、わたしの方が先に折れてしまいました。
なんで・・・・・・なんで・・・・・・?
陽菜ちゃんを解放し、わたしは一度離れました。
汗をダラダラと流しながらも頭を上げるわたしたち・・・・・・ぶつかり合う準備をします。
わたしたちは立ち上がると、距離を詰めました。今度は打撃戦になりました!
わたしの右手のビンタがまず陽菜の頬を突っぱねました。しかし、ぶふっ! っとつばを飛ばしながらも陽菜ちゃんは倒れません。すると気がついたらわたしの頬に激痛が走っていました。陽菜ちゃんの小さな拳が頬にめり込んでいます。涙が止まりません。
そして今度は2人で相手の髪の毛を掴み合いました。お互いに奇声を上げながら髪を引っ張り合いました! 相当痛いです・・・・・・でもお互いに離しません。勝つことしか考えていません。
でもこのまま同じ攻撃を仕掛けても・・・・・・陽菜ちゃんの我慢強さは折り紙つきです。ならば窒息攻撃で・・・・・・
わたしは陽菜ちゃんの体をぐっと引き寄せ、胸に顔を埋めさせようとしましたが・・・・・・
このみ「うぶううぐううう!!!」
なにが・・・・・・あったの・・・・・・?
わたしのお腹に陽菜ちゃんの小さな・・・・・・それでいて張りのあるお尻が突き刺さっていました! いつの間にかわたしにお尻を向けてそのまま突っ込んできたのです。よだれがわたしの口から飛び出し、陽菜ちゃんの背中にかかりました。お腹が痛くて・・・・・・もう・・・・・・立って・・・・・・られないよおおお!!
しかしそこからさらに陽菜ちゃんは飛び上がってお尻を突き出してきました!
このみ「ううぶううう!!!うぶうううう!!!」
うつ伏せになって床に崩れ落ちました。不意打ちのお腹への直撃はきつすぎました。しかも今までのビンタなどと違い、陽菜ちゃんのヒップアタックは強烈でした。お腹を抑えて痛みに耐えてます。お腹がいたいよおおおお!!
かなりダメージは溜まってました。
しかしわたしの目に陽菜ちゃんの影が見えました。飛びかかろうとしています・・・・・・やりかえしてやるううう!!!お尻でも負けたくないんだからあああああ!!!!!
わたしはお尻を突き上げました!!
陽菜「うえっ!んあっ!あああ!!」
陽菜ちゃんの柔らかいお腹を、今度はわたしのお尻が捕らえました! 陽菜ちゃんが本当に苦しそうな声を出しているのが聞こえました。そして追撃をしようと陽菜ちゃんの方を振り返った瞬間でした
このみ「おかえし・・・・・・だもん・・・・・・ぐえええええええ!!!!!!!」
今度はわたしが悲鳴を上げていました。なんと陽菜ちゃんのお尻がわたしのお腹を押し潰していたのです・・・・・・陽菜ちゃんはわたしが放ったヒッププレスを耐えきり、反撃にお尻で潰し返してきたのです!
陽菜「おかえしの・・・・・・おかえし・・・・・・だよおおぉ・・・・・・」
陽菜ちゃんはわたしのお腹に乗ったまま、腕を振り上げわたしの頬をビンタしてきました。痛すぎるよおおおおおおおお!!!!! お腹も! 顔もおおお!!!
バチン!
このみ「うぐうっ!」
バチン!
このみ「あん!!ぐうう!!」
陽菜「こうさん・・・・・・してよ・・・・・・!!」
このみ「い・・・・・・や・・・・・・!」
陽菜「きゃん!!!」
この技で・・・・・・極めてやるんだああああぁ!!!! わたしは陽菜ちゃんのツインテールを握り、そのまま顔をおっぱいに押し付けてやりました! ブレストスムーザーです! 流石に息ができなければ我慢強くても、どうしようもないはずだもん!!
ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!
陽菜「はぶうううう!!!うぶうううううう!!!!んぶうううううう!!!」
何としても勝ちたい。陽菜ちゃんに勝ちたいよおおおおおお!!!この心の強い子にいいいいいいいいい!!!!!
窒息に追い込まれようとしている中、何とかしようとわたしの髪を引っ張ったり、お尻をつねったりしてくる陽菜ちゃん。うううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!! 痛いけど! 痛いけどお!! それより負けたくないのおおおおおおおお!!!!! このみはブレストスムーザーを掛け続けました。
なかなか脱出できなくて苦しくて陽菜ちゃんは泣き出しました。
わたしも泣き出した。
このみ「タップしてええええ!!ひなちゃん死んじゃうよおおおおおおお!!!」
必死で腕を伸ばしてくる陽菜ちゃん・・・・・・その手はなんと、わたしの口と鼻を塞ぎに来ました。
このみ「むぐううううううううううううううう!!!!!!!」
陽菜「んぐう!!!んぐううう!!んぐううううう!!!」
手で! 呼吸がああああああ!!! そんな技ってえええええ!!!!!
陽菜ちゃんのツインテールを握る手に力が入らなくなってきました。ブレストスムーザーを仕掛けるにも相当な体力を使っています。今回の陽菜ちゃんのように粘り強い相手ならなおさらでした。そんな中、手で呼吸を塞ぐ攻撃・・・・・・
わたしも・・・・・・息が・・・・・・もう・・・・・・
このみ「ぷはあっ!はぁはぁはぁはぁ・・・・・・!!はぁはぁはぁはぁ!!!」
陽菜「んんんん!!!!ひぐっ!ひぐ!ひぐ!ひぐ!」
ブレストスムーザーで・・・・・・倒せなかった・・・・・・必殺技なのにぃぃぃ!!!!悔しさと苦しさで歯を食いしばりながらこのみは立ち上がりました。膝に手をついています。
今度は激しいビンタ合戦になりました。お互いすでにパンパンに腫れている真っ赤な顔を全力で叩き合いです! もうどこのかしこも真っ赤でビンタしても跡がつきません。そのうち顔も麻痺してきたわたしたち・・・・・・今度はお尻を引っ叩きあいました。
今までそれほど傷ついていないお尻にビンタを受けると、わたしも陽菜ちゃんも悲鳴を上げました。パチン! パチン! パチン! パチン! パチン! そんな音が何十回響いたのでしょうか? その度に少女たちの悲鳴はこだましました。
陽菜「かちたい・・・・・・よぉ・・・・・・かたせて・・・・・・んあああああああ!!!!」
このみ「いやあぁ・・・・・・わたしも・・・・・・かちたいい!いやあああああああ!!!」
わたしは膝が崩れて、床に倒れた。そのあとすぐに陽菜が床に倒れました。痛みでげんかいだよおおおおおお!!!!かちたいのにいいいいいぃ!!!!!!
このみ「ひな・・・・・・ちゃん・・・・・・!」
陽菜「このみ・・・・・・ちゃん・・・・・・!」
勝ちたい・・・・・・その思いだけで、わたしはまた立ちました。もうフラフラです。陽菜ちゃんも負けじと立ち上がってきます。
そしてがっぷり4つに組み合いました! 叫び声を上げながら押し合う! もう汗まみれのわたしたち・・・・・・
このみ「ああああああああ!!!!おっぱいならあああああああああああああ!!!!」
おっぱいしょうぶなら!!ぜったいまけないんだああああああ!!!!だれにも!!ぜったいにかつんだああああああああああ!!!!!
ガシャアアアアアン!!!!
陽菜ちゃんの背中を金網に押し付けました。そのまま胸を押し当てて潰してやるううううううううううううう!!!!!!陽菜ちゃんの顔が今までで一番苦痛で歪むのがわかります。ぷはっ! と、陽菜が息を吐きだし、
陽菜「きゃうううううううううううう!!!!!!」
陽菜が苦しみの声を上げました。ところが・・・・・・
あああああ!!!からだがああああああ!!!!!
ガシャアアアアアアアン!!!!
わたしたちの汗だくの体は、お互いを滑らせました。わたしの体が金網にぶつかり、おっぱいが金網に押し付けられました。 そしてそのおっぱいにどんどん負荷がかかってきました。陽菜ちゃんがお尻で後ろから押してきてるのです! ううううううううううううう!!!!!! 押されるうううううううううううううう!!!!! お尻とお尻がぶつかり変形するも、陽菜ちゃんのお尻はわたしを押し出し、金網に押し付けていました。
陽菜「お、おしりならああああああああああああああああ!!!!!!!!」
このみ「んんんんううううううううううううううううううう!!!!!!!!!うぐうううううううううううううううううう!!!!!」
つよいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!! おしりじゃあ・・・・・・かてないのおおおおおおおおおおおおお!!!!! いやだよおおおおおおおおおお!!! かちたいのにいいいいいいいいいい!!!!! まけたくないのにいいいいいいいい!!!! おしりで負けて胸までいたみがああああああああああああ!!!!!
このみ「あ・・・・・・ああぁ・・・・・・!!」
痛みと苦しみでわたしはが崩れましたた。ずりずりと金網を伝って落ちるわたしの体。おっぱいが金網に擦れました。ボロボロの胸にさらに痛みが加わります。それを嫌ってリング中央をわたしが向いた瞬間、陽菜ちゃんはわたしの顔に向かってヒッププレスを仕掛けてきていました。
このみ「あぐううううう!!!」
陽菜「うにいいいいいいいいい!!!!」
しかしそのお尻が口や鼻に到達する直前、わたしの腕でお尻を受け止めました。そして体を起こし、自慢のおっぱいをお尻に当て返してやりました!
このみ「おっぱいならあああ!!」
おっぱいなら!! まけるもんかああああああああああああああ!!!!!
陽菜「おしりならあああああ!!!」
このみ・陽菜「まけないんだもん!!!!!!!!!!」
ぎゅうううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!
お尻とおっぱいの異色の対決・・・・・・
パーーーーーーーーン!!!
2人のお尻とおっぱいの反発力でわたしたちは弾かれました! 金網に強くわたしの体は打ち付けられました。もう・・・・・・しにそう・・・・・・です・・・・・・
しーーーーんとする場内。
でも・・・・・・どうしても・・・・・・どうしてもかちたいよおおおおおおおおおお!!!! あなたという子にいいいいいいいいいいいい!!!!!!!
わたしと陽菜ちゃんは立ち上がり走って向かって行きました!
そしてその勢いのまま、陽菜ちゃんはわたしのお腹にヒッププレスを喰らわせてきました!
ぐるじいいいいいいいい!!!!!
よだれをドバっと吐きだし、汗を飛び散らせるわたし!
しかし金網が後ろにあったので、大ダメージは受けたが、倒れずには済みました。
そこからは顔面・胸・お腹にパンチを打ち合った。何発も何発も・・・・・・!
本当は殴るのも・・・・・・殴られるのも・・・・・・いやだけど・・・・・・!!
うぐうううううううう!!!!死んじゃいそうううううううう!!!!でも!!でもおおおおおおおおお!!!!
女の子のプライドがかかってるんだもん!!!!!これが女の子の闘いなんだもおおおおおおおおん!!!!!!
わたしたちはまさしく死闘を繰り広げた・・・・・・!
意識が飛びそうになっているわたしたち・・・・・・そこに再び陽菜ちゃんのヒップアタックがわたしのお腹に炸裂しました!
激しいプレスでした。よだれを吐き出しました。今までに無いくらい大量に・・・・・・・・・・・・でも・・・・・・耐えました・・・・・・
あれ・・・・・・でも・・・・・・目が真っ暗に・・・・・・いやだ・・・・・・まけたく・・・・・・ない・・・・・・
わたしは薄れゆく意識の中、陽菜ちゃんの肩を掴んで顔を胸の位置まで持ってきました。
顔がパンパンに腫れ、泣きじゃくっている陽菜ちゃんが見えます。そこに・・・・・・
ブルン!!!!
陽菜ちゃんの顔面をおっぱいで殴りました。おっぱいだけは・・・・・・おっぱいだけは・・・・・・わたしのプライドなんです・・・・・・女としての象徴なんです・・・・・・それでかつん・・・・・・です・・・・・・
陽菜ちゃんがよだれをぶちまけながら吹き飛び、白目を剥いて仰向けに倒れるのと同時くらいに・・・・・・わたしの目の前が完全に真っ暗になりました。自分の体が倒れるのも感じないまま、わたしは意識を失いました。
試合後、わたしと陽菜ちゃんは同じ医務室で寝ていました。わたしの方が先に起きたようです。鏡で顔を見るとひどい腫れ方でした。体もひどく痛みます。それでも不思議と気分がいいです。同じようにプライドがある女の子と真剣に闘えたことが嬉しかったのでしょう。わたしは陽菜ちゃんのところに行きました。
このみ「ひなちゃん、大丈夫?」
陽菜「あ・・・・・・わたし、まけたんだね」
少し悲しそうな顔をする陽菜ちゃん。そこに笑いながらわたしは声をかけました。
このみ「うんん。私たち同時に失神しちゃったみたい。引き分けだよ」
陽菜「えっ!・・・・・・よかったぁ。負けなくて」
このみ「ふふ・・・・・・ひなちゃん強いんだね。」
陽菜「このみちゃんも。強かったよ」
にっこり笑い合うわたしたち。全力の闘いを通してお互いを認め合ったのでしょう。お互いに右手を差し出しました。試合後なので陽菜ちゃんの手にも、恐らくわたしの手にも力はこもってなかったのですが、固い絆がありました。
このみ「今度、また闘おうよ。リベンジするんだから!」
陽菜「うん!わたしだってまけないよ!」
そしてお互い真っ赤に膨らんだ顔を見て笑いあったのでした。
- 2015/04/29(水) 02:22:38|
- このみvs陽菜|
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