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さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

ハイスクールナイト Part2

・短いですが、少し早めのペースで更新する予定です
・★★★が出たら、画面が変わります
・視点がころころ変わったり、あえてぼかしているところもあるので、わからないことがあったらコメントで聞いてきてね


先輩に助けてもらった後、私は一緒に屋上に続く階段を下りていきました。先輩と話せる時間ができて、なんて幸せなんだろう……喧嘩挑まれて良かったぁ
そう思っていたのは、つかの間でした。
心臓が止まりそうなくらいの出来事が起こったのです。

「また決闘の邪魔してるの?」

自分の顔が青ざめているのがわかる。とてつもない威圧感……この学園の支配者と考えて間違いない。『夜桜薫』が目の前に現れた。

はるか「決闘のルールを間違えていたから、正しただけ」

夜桜薫は3年生で、はるか先輩は2年生です。先輩は私と違って物怖じせず睨み返している。

夜桜「両者納得いくまで潰しあう。誰もそれを止めてはいけない。それが決闘よ」

はるか「それは両者が合意した時だけ。しかもギブアップしたら攻撃を止める。そう決まったでしょ」

立ってるのが辛くなるくらい息苦しいくらいプレッシャーを感じる。
2人の顔が近い。火花がバチバチと散っているのがわかる。
しかも先輩とこの人は、過去に……
あわあわしている私を差し置いて、今にも殴り合いを始めるのではないかと思ったその時、ふんと鼻を鳴らして彼女は私たちとは逆の方向へと進んでいきました。金髪の長い髪がその歩みに合わせて揺れている。

思い返せば、この時すでに事件は始まっていたのかもしれない。

私はそのあと、何も知らないまま、先輩に教室まで送ってもらいました。
先輩に助けてもらったことを、友達のみんなからうらやましがられた。それくらいはるか先輩のファンは多い。
いろいろあったけど、全部足し合わせると私にとっては良い日だったのに……

★★★

はるか(私そんなにお尻おおきくないよね……?)

今日、後輩の子から何度も「大きいお尻が素敵で」って言われたから、嫌でも気にしてしまう。
自分のお尻の肉をつまんで持ち上げてみた。

はるか(そんなことないわ。ふつう、ふつう)

ガラガラと教室のドアを開けて、いつも通り自分の席に向かった。まだ1限目の授業も始まってないのに、そんな気がしない朝だった。

寧々「おっはよ~はるか!今日も知らない子を助けたんだって?後輩ちゃんからモテモテだぞ~」

はるか「おはよ。そういうのはいいよ」

私は寧々の前にある自分の席に座った。大きなおっぱいの間に紙パックを挟んでストローで何かを飲んでいる。何を飲んでいるかは、おっぱいに隠れてわからない。

じゅぱっ!とストローから口を外して、寧々が続けた。

寧々「またまた~これではるかの派閥がまた増えるね」

はるか「それも興味ないから」

寧々「うわっ。そっけない」

そんな会話をしている間に、授業開始のチャイムが鳴った。私が教室に入ったのは、結構ギリギリだったようだ。英語教師で、担任でもある美里先生がチャイムが鳴り終わるのとほぼ同時にテクテクと教室に入ってきた。常に笑顔を絶やさない優しい先生だ。
いつも通り授業が始まる。

窓際に位置する私たちの席からは、青い空がよく見える。最高に気持ちがいい席だった。

私の後ろに座っている寧々は、2年生になったときに転校してきた。実は家がすぐ隣だということがわかったとき、それがきっかけで仲良くなり始めた。今では親友と呼べるくらいの仲だ。
ちなみにグラビアアイドルの仕事もやっていて、容姿や体型は完璧だ。
爆乳女子高生アイドルの『天音寧々』として、雑誌やテレビでも活躍している。

寧々「ねぇねぇ、はるか」

寧々は靴を脱いで授業を受けている。靴下の先の足の指先で、私のお尻を指でつんつんと突いてきた。

はるか「おしりをつつくな」

寧々は私の方にぐっと身を乗り出して、小声でささやいた。

寧々「今日、帰りに駅前のモグモグバーガーに寄って帰ろうよぉ」

はるか「無理。体操部の練習もあるし、今日は掃除もする日だし。おまけに今月は国旗を下げる当番で夜も遅くなるし―――」

寧々「あぁん!そんなの全部いいから!朝から撮影でお腹が減って耐えれない~!」

肩をがっちりと掴んで、気持ち悪いくらいぐわんぐわんと揺らしてくる。
こいつの前の席って本当に疲れるわ。

無視していたら、いきなり美里先生から質問がとんできたので、急いで立って発表する。
美里先生は優しいから、少々うるさくしても見逃してくれている。

寧々「ねぇ、はるか」

はるか「なによ、今日はどこにも行かないよ」

寧々「これな~んだ?」

振り向くと見覚えのある黒い紐パンが、ヒラヒラと寧々の手の下で揺れていた。
はっとして、お尻の横に手の伸ばすとそこにはあるはずのものが無かった。
さっき立ち上がった時に、器用に足の指先で紐を引っ張ったのだろう。寧々の右足が裸足になっている。
あの時は慌てていたから気が付かなかった。

恥ずかしさと怒りで顔に血が上っていくのが、自分でわかった。

寧々「こんなエッチな下着つけてさ。私を誘ってるとしか思えないよね~」

小悪魔のような笑顔で私を煽ってくる。胸で挟んだ紙パックのジュースをストローで吸い上げた。余裕そうな表情をしている。

はるか「あんたねぇ……!」

寧々「返して欲しかったらさぁ~わかってるよねぇ」

ヒラヒラとパンツを振る。恥ずかしさで顔が熱い。なんだか、周りのクラスメイトもざわざわしているような気がする。

寧々「一日中ノーパンで過ごしてもいいんだよ」

はるか「……わかった……わよ」

殴るような勢いで、私はパンツを引っ張り取った。急いで身に着ける。

寧々「やりぃ!モッグ、モッグ~」

寧々がもう一度ストローに口を付けようとしたとき、私はその爆乳を左右から手で叩きつけた。
パチン!といい音がなる。

寧々「ぶふぉおお!!」

飲み物が逆流して、寧々の鼻から白い液体が流れてきた。

寧々「ごほ、げふ、げふ!やっだな゛ぁ!!」

はるか「どっちがよ、この変態アイドル!」

白い鼻水を流す寧々と睨みあっていたら、さすがに騒がしかったのか美里先生が止めにきた。

美里「こらこらぁ。天野さん、授業中に飲食はだめですよ?」

天使のような笑顔で優しく注意する。

寧々「ごめん、美里先生、朝から食べる時間が無くて、おなか空いちゃって……あはは」

先生がお尻を突き出すように、ぐっと前かがみになった。先生も実はものすごい爆乳だ。この学校、爆乳が多すぎ。寧々と同じくらいはあるだろう……普段はたわわに実った胸がスーツで引き締まっているが、この体勢ならどれだけそれが大きいかよくわかった。

美里「もー。わたし以外の授業でやっちゃだめよ。おわったらすぐに片づけてね」

寧々「は~い」

こんなバカでも笑顔で許してくれる、器の大きい先生だ。ゆっくりと綺麗な姿勢で、先生は教壇へ戻っていった。
先生は今、22歳らしい。教師になれる最速の年齢でもう仕事をしているのは、すごいことだと評判だ。実はもう1人同じく22歳の教師が、今年入ってきたっけ。

寧々「天使ね。グラビアやったら絶対人気出るのに」

「ほんとにね」と私も首を縦に振った。
湧き上がっていた怒りも先生の優しさで収まり、ふと窓の外を見る。

本当にたまたま見ただけだった。
その時、私の一番の親友の姫咲初音が、屋上へ向かっているのが見えた。初音とは今は違うクラスだが、授業中のはずだ。
何をしようとしているのか、何を考えているのか。謎が残り過ぎて、その日はもやもやが収まらなかった。
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  1. 2020/01/10(金) 11:09:11|
  2. ハイスクールナイト|
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  4. コメント:1

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コメント

さすがです!!

さすがさくら様ですね!!少し妄想していましたが、初めに
キャラのプロポーションなどの情報が、長編より中々なくて、
どうもキャラのイメージがぼやけていましたが、他のキャラたちは
また雰囲気もイメージ出来ましたし、はるかさんが大きなお尻を
気にしながら、武器にしているのがよくわかりました!!

しかしさすがさくら様、想像と違ったわ・・・
固唾を飲んで見守りますね~どんな展開になるんだろう!!

しかしこの先生たち・・・多分、陰でバトルしているなwww

これでもちと緊張していますからね・・・
やはりさくら様の作品は、世界観が凄くて見せられますが、
辛い部分もありますな~

しかしはるかさんのイメージはお尻の大きな女の子(笑)
以外まだイメージがありませんwww更なる情報を
プリーズ!!(((o(*゚▽゚*)o)))
  1. 2020/01/10(金) 19:07:54 |
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  3. 裏行戯 #mQop/nM. |
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