それは、どこにでもある普通の中学校だった。
そこには「あきな」と「ゆうか」という2人の美少女がいた。
彼女たちは、中学生ながら抜群のプロポーションと容姿を併せ持っていた。
そんな彼女たちは、お互いのことをあまり良く思っていなかった。
自分の方が女として上だと信じていたから。
しかし彼女たちはそんなことは思わせないように、互いに接していた。
彼女たちは同じクラスだったから・・・
あきなもゆうかも、相手を意識しているのを他の友達に知られたくなかった。
あくまで、自分の方が上だというプライドがあったからだ。
だが・・・
それも他人がいる間だけ・・・
それは体育の授業の終わり。バレーボールの授業の終わりだった。今回の授業のあと片付けに、あきなとゆうかが選ばれた。
2人は、いやいやながら一緒に今回の授業で使った道具を片付けた。
ボールや得点番を体育倉庫にしまう。
そう、2人だけで・・・
周りには誰もいない。
仲が良くない2人が片付けているため、片づけがはかどらない。
幸いこの授業のあとは、放課後のため遅くなってもかまわない。
しかし、その状況が2人を戦わせることになった・・・
がたーーーーーーーーん!
あきな・ゆうか「!?」
体育倉庫の扉が閉じられた。
あきな「ちょっと・・・・・・」
あきなは扉まで走っていった。
あきな「んんん・・・・・・」
開かない。内側からでは開けられないようになっているようだ・・・
ゆうか「開けてください!!」
ガンガンガン!
ゆうかも扉まで走ってきて、扉を叩いた。
しかし、扉が開くことはなかった。どうやら扉を閉めに来た先生はすぐに帰ってしまったらしい・・・
2人は密室の体育倉庫に閉じ込められてしまった。
顔を見合わせる2人・・・
あきな「ちょっと・・・ゆうかのせいで閉じ込められちゃったよ?」
ゆうか「なんで?わたしのせいじゃないでしょ?」
あきな「ゆうかの仕事が遅いからでしょ?」
あきなはゆうかに近づき、手を伸ばした。ゆうかもその手に反応して、掴み返す。
ゆうか「あきなが・・・手伝ってくれないからよ!」
2人は手四つに掴みあったまま、言い合う・・・
ゆうか「んんんん・・・・・・」
あきなはゆうかを壁に押し付ける・・・
あきな「人のせいにしないでよ!」
2人とも体育の授業のあとで、ブルマ着ている。そんな美女2人が1対1で戦う。
今まで、あきなのゆうかに対して抱いていた憎しみが現れる・・・
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Author:さくら1511
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