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それでは良いGWを。
修吾はなおも真剣に殴り合う2人に覚悟を感じた。2人は本当に死ぬまでやめる気はない。修吾は雷のように心臓が脈打つのを止めることができなかった。そして綺麗な菜々美の顔や、瑞樹の肉体がお互いの手によって傷ついていくことに、どこか美しさを感じていた。やられてはやり返しての応酬に、どちらが勝っても負けても止めようという気にはならなかった。
肉体が軋む音と、苦しみで上げるうめき声を聞きながら、修吾はぺたんとその場に座り込んだ。
菜々美「うっぷ!!うおえええ!!」
マウントを取っていた菜々美が嘔吐をしながら倒れ込んだ。長時間胸元に座られて、顔を殴られ続けた瑞樹だったが、痛みに耐え眼を腫らしながらもなんとか立ち上がった。そしてお腹を押さえて、口元の嘔吐物を拭きながら、菜々美も立ち上がる……
生暖かい風が吹いた。
お尻を突き出し、低い姿勢に構える2人。その爆乳4つが地面に着きそうであった。汗が体中を伝って、ポツポツと落ちる……菜々美と瑞樹の息遣い2つだけが、その場に響いた。歯を食いしばる美女二人……
菜々美「んっ!!」
瑞樹「……ん!!」
短く息を吸い込んだ後、彼女たちは思い切り地面を蹴った。
顔・胸・股間の順で全身がぶつかり合ったあと、柔らかい尻肉を掴み合って2人は相手の肉体を吊り上げあった。5本の指で尻の肉をえぐるように持ち上げ、大きな胸は相手の胸ごと体を押し潰さんと謂わんばかりに相手の肉体を圧迫していた。
極めつけに、お互いの肩の肉に噛みつき合う2人……
この2人はいわば村が造り上げた結晶だった。
菜々美の村で去年、雌豹の儀に出場し優勝した一ノ瀬美羽を、決闘にて殺してしまった菜々美……その他何人もの女たちと必死の闘いを繰り広げ、大怪我をさせたり、逆に怪我をさせられた毎日。
瑞樹の村でも同様に、毎日のように何でもありの決闘が行われる。誰も見ていないところで行われる死闘では、勢い余って命を奪う場合もあった。
瑞樹もその闘いで傷つけられながらも、勝ち抜いてきた。
瑞樹「いぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
菜々美の右手の指が瑞樹の肉から離れ、秘部へ指を差し込み陰毛を引っ張り上げていた。菜々美が今までの決闘の中で一番痛いと思った技を仕掛ける。噛みつくこともできないくらいの痛み。
近くで見ている修吾も耳を押さえたくなるほどの叫び声だったが、そのあと……
菜々美「うぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!がああああああああ!!!!!!」
菜々美の口からも大声が上がった。よく見ると菜々美の肛門に指が差し込まれ、その指で体を引っ張られていた。瑞樹も自分の村で身に着けた最も相手が嫌がると思った技を繰り出していた。
この決闘は村と村の闘いでもあった。
菜々美も瑞樹の肩から口を離し、大声で叫びそれでも負けじと体をぶつけている……
瑞樹「ああ゛!!!あああ゛!!!!負けるもんかぁ!!負けるもんかぁあああ!!!あああ!!ああああ!!!んあああああ!!!!負けてたまるかああああああ!!!!」
菜々美「ああああああ!!!んんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!ちぎってやるうううううううううう!!!!」
瑞樹「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
菜々美「うぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」
死闘の中、瑞樹の股間から愛液が噴き出した。陰毛が何本も抜けて、はらりと地面に落ちた。
気持ちいいなんて感じる余裕はなかったが、興奮した体が我慢できなかった。
瑞樹「んおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!おおおお!!!あうううううう!!!あううううううう!!!!!」
首がガクンと一瞬下がった瑞樹……明らかに力が抜け、足ががたがたと震える。菜々美は瑞樹の陰部から指を引き抜いて、瑞樹の髪を掴んだ。愛液の糸がぷつんと切れた。
そのまま瑞樹の後方に向かって、菜々美は両手で髪を引っ張った。体が倒れていくのを感じる瑞樹……肛門にねじ込んだ指が、ずぶっと淫らな音を立てて抜けていく。相手が潰れるまで絶対に抜かないと思っていた指だ。
悔し涙が洪水のように流れ始めると同時に、後頭部が思い切り地面に叩きつけられるのを感じた。
そのあとすぐに今まで殴りつけた菜々美の爆乳が顔に迫ってきた。瑞樹の頭がわきに抱え込まれ、袈裟固めのように菜々美の右乳が菜々美の顔を覆いつくした。菜々美の中でこの技が一番殺傷力が高いことは知っていた。空気を全く肺の中に吸い込ませない。
おぼれているように瑞樹の体が暴れた。
菜々美「はあ、はぁ!はぁ!死んでええええええええええええええええ!!!!!」
力いっぱい爆乳を顔に押し付ける菜々美だったが、喉がぎゅっと握られた。
菜々美「か、かぁかはぁ!……こぶ……お……ふ……」
殺し合いの根競べ……まさに息の根を止めようとする。それが修吾の目からも命の削り合いであることはよくわかった。口をふさぐ菜々美の胸からは、瑞樹の唾液や黄色い汚物が隙間から流れ出ている。
顔が見える菜々美も今、眼が虚ろになり、口から唾液がぼたぼたと落ちていた。顔は少し青く、いつ気を失ってもおかしくないように見えた。
人が我慢できる限界の苦しさを超えて、彼女たちは闘っている……
菜々美「し、んで……よ……」
瑞樹「……ぶ……んぶ……」
菜々美は全体重をかけてその後1分間全力で絞めつけた。噛みつかれた乳房から少し血が流れ、菜々美の唾液と一緒に流れ出ている……
菜々美「ぐぼっ………!」
だが今度は菜々美が勝負に負けた。窒息寸前まで絞められ、苦しみのあまりに嘔吐しながらずるずると爆乳を瑞樹の顔から離すことになった。
殺しきるまで押し付けるつもりだった乳……まだ相手を倒せない
窒息合戦が終わり息を整えるかと思いきや、菜々美と瑞樹は膝立ちで相手に向かっていった。修吾はこの2人の決闘に対する執念に涙していた。
修吾の目の前で、今度は股間の殴り合いが始まった。人生で聞いたことのないような鈍い音が響いている。一発一発の交互の打ち合い……突き刺すようなパンチを股間で受けるたびに、声を上げ死にそうなほどもだえた。
先の窒息合戦があったあとだけに、この闘いはすぐに動いた。
菜々美が陰核を潰すように瑞樹にパンチを打ち込んだ。その直後に菜々美の股間を突き上げるようにアッパーを放った。
ぐじゅ!!
どごっ!!
脳天を貫く痛みに耐えられず2人は股間を手でかばったが……
じゅわー……
菜々美が失禁しながら倒れた。
菜々美「あっ!あっ!あ゛あ!!あああああ!!!だ、だめぇ……」
瑞樹「んんぁ……んぎぃ……」
瑞樹は痛みに耐え、股間を押さえながらよろよろと菜々美に近づいた。
勢いよく菜々美の顔に腰を下ろし、秘部を擦り付け……
瑞樹「ちょっとでも……はぁはぁ……息を……」
なんと、菜々美の顔に尿を放った。
少しでも息を奪おうと必死だった。
菜々美「……ぶは!んんぶ!!」
菜々美(お、おぼれ……)
どんな手でも使うこということをまさに表した決闘に、2人とも何をされても文句を言わない。自分がそれ以上の攻撃をすればいいだけ……
瑞樹の体中に爪を立てる菜々美。
瑞樹「あぎいいいいいいいいいい!!!!このまま死んでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
次に瑞樹の股間に歯を立てる……
瑞樹「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!がああああああああああ!!!!!!!!おちろおおおおおおおお!!!!!!窒息しろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
しかし、瑞樹の股に顔を絞められながらも、瑞樹の尻の上から身をねじり抜け出す菜々美。どうにか呼吸を確保し、反撃に瑞樹の乳房や髪を掴んで主導権を掴み返そうとする。泥臭い闘を続け、揉みくちゃになってやり合う2人……体中がボロボロになっても、相手が動かなくなるまでやめることはない。
スタミナの奪い合いは修吾にとって、無限に感じるほど続いた。
びゅぎゅうううううううううううう!!!!!!!
みちいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
ポジションの奪い合い、肉の引っ張り合い、永遠に続く意地の張り合いの中に瑞樹のパンチが菜々美の顔に炸裂した。バキッと嫌な音がしたその後、意地で瑞樹の髪が掴まれ、細い木に体ごとたたきつけられた。
ピシピシっと木が軋む音を鈍く奏でた。瑞樹が意識を軽く失って、ずるずると木を伝って体が沈む……
薄く目を開けた瞬間、菜々美の尻が目の前に見えた。
ぼごっ……ぱきっ!!
菜々美の勢いのあるヒップアタックに、瑞樹を支えている木が折れて、2人はそのまま倒れた。顔が潰された瑞樹だったが、フェイスシットで固められる前に、後ろから陰毛を掴み菜々美の体を浮かせる。
投げ飛ばされるのを覚悟する菜々美の股間に、瑞樹は拳を突き刺した。
ごしゃ……
菜々美「…………」
瑞樹「…………」
お互い痛みで口を開いたが、もう声が出ていなかった。大粒の涙を流す菜々美が、同じく大泣きしている瑞樹に四つん這いで近づいた。
爆乳という牙を振りかざし、瑞樹の顔に叩きつけようとした瞬間、瑞樹が菜々美に飛びついた。爆乳と爆乳が合わさり、押し潰し合う……
菜々美が上になり、全体重をかけながら瑞樹の全身を蛇のように締め上げた。下になった瑞樹は足、腕の両方でがっちりと菜々美の体を搾り上げ、瑞樹としても逃がす気はない。そして偶然にも重なり合う秘部と秘部……これ以上ないくらい密着する2人……修吾の位置からは、その秘部が丸見えになっていた。
瑞樹「乳で……人……殺したことあるから」
菜々美「わたしもよ……」
むぎゅうううううううううううううううううううう!!!!!!!!!ぐじゅううううううううううううう!!!!!!みちいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!
肉と肉が相手を殺そうと、噛みつき合った。潰され合う両者に肉体……肺まで潰れるその圧力に、息ができない。それはお互いにであったが、絶対に負けたくなかった。鼻も口もふさがれていないのに、死ぬほど苦しい……
———窒息に陥った場合速やかに応急措置を加えなければ患者は仮死状態、死へと向かう。
瑞樹「ん……」
菜々美「おぉ……」
———窒息状態が90秒以上続くと、血中の二酸化炭素濃度は急激に上昇する。血圧、脈拍の上昇、さらに進行すると痙攣、そして———
瑞樹「………」
瑞樹(や、ばぃ……)
菜々美「……」
菜々美(で、ちゃ……ぅ)
———だっぷんを伴う。
2人の尻から、それが出ていくのを修吾は見た……
もう2人の体が危ないことになっているのは明らかだった。
その次に見た光景を、修吾は大人になった今でも覚えている。
- 2018/05/01(火) 23:00:00|
- 僕たちの夏休み|
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コメント:11
脱糞ですか
8月31日③にてマンコじゃなくてアナルに指突っ込んだのはそういうことだったんですね
そして一ノ瀬美羽という人物が前回の勝者で菜々美が殺した人だったんですね
この人物について、いくつか質問があります
一ノ瀬美羽は1日目その②で菜々美との1年前の決闘描写があります
この時は菜々美が勝ったようですが、この時に一ノ瀬美羽は死亡したのでしょうか?
そうなると落とした後再び倒れこむシーンなんかはとどめ刺しに行ってるように見えますね
また、てっきり2日目その②に出てくる金髪の女が一ノ瀬美羽だと思ってたのですが、別人なのでしょうか?
金髪+ブレストスムーザーで落とされたっぽいこと言ってたので
8月31日①にも登場しているので別人だとは思うのですが…
質問ばっかで申し訳ないです
続き期待してます
- 2018/05/04(金) 16:03:41 |
- URL |
- 時々喋ってた名無し #- |
- 編集
裏行戯さん、コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
おっしゃる通り、ここまでの死に近い描写をしたのは初めてかもしれません。
最後まで書ききらせていただきましたが、裏行戯さんの心に残る作品になると嬉しいです。
いつも応援してくれてありがとうございます。
> さくら様がここまでエグく、何もかもを巻き散らして
> の死闘はありませんでしたね。
>
> やはりここまで来るといつものように緊張して手に汗を
> 握り読み込んでいました・・・
>
> どちらの命が尽きるのか・・・勝者もそのまま再起不能な
> 感じが気になって仕方ありません!!
- 2018/06/16(土) 21:38:40 |
- URL |
- さくら1511 #- |
- 編集
時々喋ってた名無しさん、コメントありがとうございます。
今までずっと返信できず申し訳ございませんでした。
脱糞ですね。今までキャットファイト小説を書いてきて、初めて描く描写になりました。
質問いただいた件で、1点だけ回答させていただきます
(1つは先日投稿したパートで明らかになることなので、割愛いたします)
その②に出てくる金髪の女は一ノ瀬美羽とは全くの別人です。
同一人物の展開も面白かったかもしれませんね(笑)
コメントたくさん書いていただいて、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。
> 脱糞ですか
> 8月31日③にてマンコじゃなくてアナルに指突っ込んだのはそういうことだったんですね
> そして一ノ瀬美羽という人物が前回の勝者で菜々美が殺した人だったんですね
> この人物について、いくつか質問があります
> 一ノ瀬美羽は1日目その②で菜々美との1年前の決闘描写があります
> この時は菜々美が勝ったようですが、この時に一ノ瀬美羽は死亡したのでしょうか?
> そうなると落とした後再び倒れこむシーンなんかはとどめ刺しに行ってるように見えますね
> また、てっきり2日目その②に出てくる金髪の女が一ノ瀬美羽だと思ってたのですが、別人なのでしょうか?
> 金髪+ブレストスムーザーで落とされたっぽいこと言ってたので
> 8月31日①にも登場しているので別人だとは思うのですが…
> 質問ばっかで申し訳ないです
> 続き期待してます
- 2018/06/16(土) 21:43:15 |
- URL |
- さくら1511 #- |
- 編集
ムミョ~ンさん、コメントありがとうございました。
窒息の描写、緊張感があふれるように書ければと思っていたので、どうでしょうか。
完結編も投稿完了いたしましたので、また読んでいただけると嬉しいです。
だっぷん、というところですが、実はこれ脱糞と書くとFC2ブログの制限機能が働いて、
投稿できなくなるんです。。。
なので、泣く泣くひらがな表記にした感じですね。
気づいていただいてありがとうございました。
どんどんコメントいただけると嬉しいです。
> 終盤の窒息の描写にゾクゾクしました...!
> アブノーマルな雰囲気がひしひしと伝わって来て、修吾少年の恐怖感とリンクしたかの様な錯覚さえ覚えてしまう程です!次回は遂に完結編でしょうか...?では、楽しみにしています!
>
> P.S.気になった部分があるのですが、終わりから8行目の「だっぷん」という表現、これは脱糞の変換ミスでしょうか?僭越ながら意見を述べさせていただきました。差し出がましく申し訳ありません。
- 2018/06/16(土) 21:58:18 |
- URL |
- さくら1511 #- |
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