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さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

ギャップ 序

今回のお話は、最初に言っておくと3話で終わります。
短い作品ですが、よろしくお願いいたします。

ご感想等いただけますと幸いです。



つばさ「本当に喧嘩で決着つけるってことで、いいんだよな?言い出したのは冴香の方だし」

南野つばさはこれから始める喧嘩に向けて、靴下を脱ぎ捨てながら冴香に向って言い放った。金髪の長い髪を後ろで結び、戦いの準備はほぼ終えているといったところか。服装は体操服に身を包んでおり、張り出した胸が「南野」という文字をパンパンに張り出していた。
クラスはどころか学校で1番であろうその爆乳が、遺憾なくアピールされているが本人にそんなつもりは全くなかった。
むしろ彼女は、その口調、金髪や色黒の肌から、いわゆるヤンキーのように見えるため、男女問わず他の生徒からは距離を置かれていた。

「冴香、やっぱりやめた方がいいって……」
「南野さん絶対つよいから……怪我しちゃうよ!」

つばさの向かいで、腕を伸ばしながら冴香は相手を睨んでいた。喧嘩相手の翼と見比べると体格も一周りは小さく、喧嘩も強そうな雰囲気には見えない。

冴香「私が言い出したことだもん」

冴香はつばさの方へ向かって歩き出した。友達が止めるが、いうことをまるで聞かない。クラスの男子もこの光景を見てびっくりしている。

冴香「私かつばさのどっちかが降参するまで、絶対入ってこないで!!」

円形に囲った机の中から、冴香が外に向けて強く言い放った。
清楚な見た目で、かつ大人しい印象を受ける冴香は、クラス外含めファンが多かった。冴香の身を案じる人たちもつばさより圧倒的多く、それはそのアイドル的な見た目がなせる技かもしれない。
だからこそ、このように冴香が好戦的な態度をとっていることに驚きを隠せないでいる。

つばさ「震えてるじゃん。それでもやるの?」

冴香「うるさい。私が勝ったら諦めてもらうから」

さらに皆が驚いていることは、この2人が親友だということだ。親友ゆえの思いのぶつかり合いか、このような決闘という形での決着が行われようとしていると考えていいのだろうか。息の詰まるような空気が、放課後の静かな教室に籠っていた。が、どこかでこの決闘の結末がどうなるか気になってもいた。

冴香はつばさに両手を上げて組み付いた。つばさもその手をがっちりと掴んだ。

———遡ぼること、2日前。
冴香はつばさが自分の思い人に告白をしているところを目撃した。
相手は同じ高校の先輩の男だった。

つばさはそんなことを意識して告白したわけではない。告白相手が、冴香の好きだった人だということも、その現場を見られたことも偶然だった。
だが、それを見て冴香が取った行動は、クラスの全員を驚かせた。

なんと、白昼堂々とつばさの席に行き、「果たし状」と書かれた封筒を涙目でたたきつけた。喧嘩なんてしたことない、どうやって喧嘩を始めていいかもわからない冴香が、懸命に考えた上での行動だった。

「ええ!?」
「な、なにやってんの冴香?」

目をうるうるさせて、現代ではとても見ることのできない行動を見せた冴香に驚き、ついついクラスメイトも声を上げていた。

冴香「ぐすん……勝負よぉ……つばさ」

つばさ「はぁ?何言って———」

パンっ!風船が割れたかのような音とともに、つばさの頬がはねられた。
いきなりでびっくりしたが、つばさも頭にきて立ち上がった。乱暴に冴香の頭を押し出すように突き飛ばした。

ガターン!

後ろの席まで吹き飛ばされる冴香……クラスの女子たちが心配して冴香に寄って行く。

つばさ「冴香……あの件のこと言っているなら、あたしも譲る気ないよ」

冴香「うぅ……私だってないもん」

冴香も立ち上がった。

冴香「だから、勝負よ……」

つばさ「わかったよ。やってやる」


———そうして、現在に至る。

がっちり組み合っているが、大方の予想通り冴香の体はどんどん押し込まれていった。力負けしているのが、冴香の顔を見てもわかる。目をきつく閉じて、手もぶるぶると震えている。だが実はつばさも困っていた。いかにも喧嘩慣れしていそうな見た目をしていながら、喧嘩は冴香と同様に初めてだった。

力で勝って、机のバリケードに冴香の体を押し付けるが、次に何をすればいいのかわからなかった。しかし考えている間に、股間に冴香の乱暴に振り上げた膝が突き刺さっていた。
メキッという音がして、それと同時につばさも短い悲鳴を上げた。一瞬とは言え激痛が女の急所に走り、ひるんでしまう……

だが、それを皮切りにつばさも腹をくくった。
股間の痛みに耐えながら、組んでいた右手を振り払い固くこぶしを握って、冴香の腹に撃ち落とした。

冴香「んっあっ……あう!!」

周囲もどよめいた。冴香自身吐くんじゃないかと思うくらい、鳩尾に入っていた。つばさはすぐさま冴香の首をとらえ、締め上げた。見様見真似のヘッドロックのような形だったが、十分苦しかった。

つばさ「降参しろよ……泣かないうちに……」

冴香「ん、んんっ……はなし、てよおぉ!!」

泣きそうな声に、もう周囲のクラスメイトも勝負あったかと思った。喧嘩経験も豊富そうなつばさに、冴香が勝てるわけがないと、大方がそう思っていた。

冴香「お、おぉぇ……」

口から唾液がこぼれて、ピタピタと床に落ちている。予想通りの結末だった。
だれか1人が止めようと、机のバリケードを超えようとしたその瞬間、今度は予想外のことが起こった。

つばさ「あッ……ああァ!や、はうッ……あ!あ!あん!お、おっぱい、おっぱいをそんなつよく……ンッ!ンああ!揉むなばかぁ!」

ヘッドロックを極められながらも、冴香はつばさの体操服をめくりあげ、中に手を突っ込んで爆乳を揉みしだいていた。

冴香「離してえぇぇ……!!」

つばさ「おまえの方が!!!アグッ!い、い、いぐッツ!!あ……アっ!やめ、エグイ攻撃……してくせにィィィィィィ!!!や……めてぇ……ッ!!!」

冴香「んん~~~~~~!!!!」

冴香はさらに体操服をはぎ取るような勢いで、持ち上げた。勢い余って、ブラまで一緒に引っ張っている。

つばさ「は、、あうっッ!!あ、うううぅ!おっぱいで、でちゃうから!みられるからぁ!!こぼれちゃうってえぇぇ!あぐ、あぐう!アッ!」

揉み合いの最中、学校一と言われてもおかしくない大きさの、爆乳がピンクの乳首を見せながらブルンブルンと公開された。綺麗なピンク色の乳首は、芸術という他なかったが、それよりもこんな風に女らしく喘ぐつばさの姿に、皆あっけにとられた。

冴香「負けないからぁぁ!!」

つばさ「あ、アッんんん!!い、いいいい!はあああ、ううう!はなしを、きけええええ!!!!!!おっぱいを、おっぱいを責めるなぁ!!かんじやッ!あう!あ!!かんじちゃうんだよおお!!!!んんんんん!!!!!!!!」
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  1. 2017/05/02(火) 02:05:35|
  2.   ギャップ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1

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コメント

新作早っ!!

さくら様、更新お疲れ様です。
あまりに早い投稿にビックリしています。
文章を読んでいて言葉遣いや雰囲気であまりにつばささんが圧倒していると思ったら、
見た目に騙されているわけですね。しかも恋敵・・・冴香さんの思いがけない行動から
クラスメイトが見ている中ですからどこまでの行動になるのか?想い人が見たらどのように
思うのか?非常に興味がそそられます。
  1. 2017/05/02(火) 04:40:23 |
  2. URL |
  3. 裏行戯 #mQop/nM. |
  4. 編集

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