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さくらのキャットファイト小説

マイナーなフェチであるキャットファイト(女同士の喧嘩)の小説を投稿していくブログです! 意見・感想なんでも言ってください!

東雲大学キャットファイト部

続きをアップします。

余談ですけど、最近アニメでキャットファイトが無いですね~~~~~~
どういうこっちゃい!

普段はこのアニメにキャットファイトありますよ・・・・・・っていうからそのシーンだけを見に行ってます。それでたまにその1シーンだけ見て、最初から見てみようかなっていうアニメもあります。

なんかそのキャットファイトが行われてる背景や経緯が知りたくなるんですよね。たまに、それでめっちゃ面白いアニメもあったりします。

とらドラ!とかいい例ですね

あれは感動した。


どうでもいい雑談は置いといて、続きどうぞ


激闘の夜が明け、早百合、絵理菜の2人は目を覚ました。悔しさのあまり涙を流しつづけ、目の下には涙の筋ができている。体中があざだらけで、絵理菜は特に乳首にひどい痛みを感じて、うっと押さえた。こんなにダメージを受けたのは、お互いに初めての2人・・・・・・悔しかった。
 全裸の状態で寝た2人であったが、枕元に着ていた服と荷物が置かれてあった。
するとふいに相手と目が合った・・・・・・

早百合(今の私じゃ・・・・・・こんな女にも勝てない)

絵理菜(こんな女に負けるなんて・・・・・・屈辱ですわ・・・・・・)

数分間睨みあう2人だった。相手の体を見ると、相手より自分の方が傷ついているような気になる。そう思うと本当に相手への憎しみが溢れてきた・・・・・・

早百合「今度はボコボコにしてあげるわ」

絵理菜「それはこっちの台詞ですわ」

散々睨みあった後、2人は「ふんっ!」と顔をそらし着替えを始めた。生傷に服が当たると少し痛い。着替え終わった2人は同時に奥の部屋にいるであろう美月のところへ向かった。

早百合「何よ!ついてこないでよ!」

絵理菜「あなたがついて来てるんでしょ!?」

早百合「こっちに用があるのよ!!」

絵理菜「わたくしだってそうですわ!!」

戦いが終わっても仲が悪い2人。何かにつけて張り合おうとする。お互いがお互いを嫌いだった。

美月「・・・・・・何か用かな?」

2人がいがみ合う奥には、美月が立っていた。早百合も絵理菜もまだ美月に敵わないことは知っていた。それどころか隣にいる女にも負けた・・・・・・。もっと強くなりたい。というより自分が一番強くないと気がすまない。そのためには・・・・・・。

早百合「・・・・・・あたしも大会に出場させてください」

絵理菜「わたくしも!もっと強くなりたいですわ!」

2人が同時に答える。何となくお互いがこう言うことを感じていた2人。睨み合い、相手を威嚇する。

早百合「絶対あんたより強くなるから。」

絵理菜「あなたにだけは負けませんわ。」

バチバチと火花が散る。そんな2人をここじゃ狭いからと、道場の方へ押し返す。

美月「・・・・・・まだ2人には詳しく説明してなかったね。」

早百合と美月を畳に座らせる。

美月「・・・・・・もちろん、2人は歓迎するよ。もともとそのつもりだったしね。東雲大学キャットファイト部って呼ばれている。夏に大会があってね。先輩たちが引退した今、私しかいないから大会に出られない。大会は5人1チームで参加だからね。だから君たちの力が必要なんだ」

早百合「あたしたちはその先輩の埋め合わせってことですか?」

美月「・・・・・・いや、そういうわけじゃないよ。先輩たちはあまり強くなかった。大会に出場はしたけれどすぐに負けたんだ。女として屈辱的な姿で・・・・・・」

美月「・・・・・・そのかたき討ちというわけではないけど、私は勝ちあがってもっと強い人と戦いたいんだ。思う存分満足できるような戦いがね」

早百合と絵理菜は黙って話を聞いていた。と、同時になんだか自分と戦う理由と似ている気がしていた。

美月「・・・・・・それに、勝てば勝つほどお金がもらえる」

絵理菜「え?どうしてですの?」

美月「・・・・・・女たちが戦う度に、その戦いはビデオに撮られるんだ。そのビデオは高く売れてね。主催者はそれを利益に大会を作ってるんだ。」

早百合「どのくらいのお金がもらえるんですか?」

美月「・・・・・・ファイトの内容にもよるけど、うまく戦えば20万くらいは入るよ。Hな技を仕掛ければ仕掛けるほど、そのファイトの評価は高くなる」

絵理菜「た、例えばどんな技ですの?」

美月「・・・・・・君たちにやったように、あそこに舌を入れたり、相手を逝かせたりたりかな。そうそう、君たちがやってたように胸で窒息させる技もいいよ。もちろん本気の殴り合いも、好きな人がいるからそれなりの報酬がもらえるよ。」

相手を倒した上に、お金ももらえる・・・・・・それも女子大生が普通にバイトするより多額の金額が・・・・・・

絵理菜「いいですわ。やってあげますわ。」

早百合「でも、あと2人必要ですよね・・・・・・5人1チームなら。」

美月「・・・・・・そう。でも、一人は当てがあるよ。」

ガラガラ―――

道場の扉が開いた。

早百合「このみ!!」

このみ「さゆり!!」

早百合はこのみを見た瞬間、立ち上がりこのみに抱きついた。

このみ「大丈夫、さゆり・・・・・・?怪我は無い?」

早百合「・・・・・・う、うん。・・・・・・まあね。」

しかし、このみはわかっていた。早百合の腕にあざがあったり首を絞められたようなあとが残っていたりした。このみは早百合を離れ、絵理菜の方にも向かった。

このみ「あの・・・・・・大丈夫でしたか?すみませんでした。」

一瞬、驚く絵理菜。

絵理菜「え、ええ・・・・・・大丈夫ですわ。お互い様ですし、構いませんわよ。あなたのせいじゃありませんし。」

笑顔で答える絵理菜。このみの優しさとに答えるためと、大丈夫なことを伝えるためだった。そしてこのみは美月の方に向かって言った。

このみ「美月さん、わたしも大会に参加します。」

えっ!?と早百合も絵理菜も驚く・・・・・・美月だけは笑っていた。

早百合「ちょっと!なに考えてん―――」

このみ「どんな大会かは知ってる。わたしにはわたしの考えがあるの!」

早百合「なによそれ?言ってみてよ?」

このみ「・・・・・・それは・・・・・・言えないよ」

顔を背けるこのみ。

美月「・・・・・・わたしは歓迎するよ。よく決心してくれたね。」

早百合「美月さんがこのみを誘ったんですか?」

美月「・・・・・・ええ。彼女もいい戦力になると思ってね。実際彼女は強くなるわ。」

早百合「なんでそんなことが・・・・・・」

このみ「お願い」

このみは早百合の手を握った。しっかり早百合の目を見て話す。

このみ「やらせて。」

 早百合は思わず怯んだ。このみはこんなに強く自分の意思を伝えることは初めてだった。何を考えているのかは気になったが、ここはこのみの意思を尊重した。

早百合「わかったわよ」

このみ「ありがとう!」

とりあえずは認めてくれた早百合。

美月「・・・・・・じゃあ、改めて。東雲大学キャットファイト部、入部ありがとう、みんな」

ここに4人の入部が決まった。

このみ(必ずさゆりを止められるくらい強くなってみせる・・・・・・それと、昔のようなことがないためにも・・・・・・)




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  1. 2011/12/06(火) 22:30:36|
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